「伊豆土肥桜」、「土肥桜」はいずれも七部咲き!

最近は伊豆と言えば「河津桜」。鮎釣りでも知られる「河津川」沿いの桜並木はまだ開花していませんが、「河津桜まつり」が2月5日から始まっているのでこの三連休はすでに渋滞。しかしわざわざ「桜まつり」の会場に行って、係員に開花している木の所在を尋ねるのもどうかな~と思います。

そんな春を先取りしたい人にお勧めなのが、他にもある伊豆特有の桜。「熱海桜」は比較的有名ですが、あまり知られていないのが「土肥桜」です。しかも「土肥桜」には「伊豆土肥桜」と「土肥桜」の二種類があることは、ほとんど知られていません。
f0103126_214394.jpg
f0103126_2141369.jpg

↑「伊豆土肥桜」

「河津桜」を基準にすると、これより色が濃いのが「伊豆土肥桜」で、色が薄いのが「土肥桜」。土肥の「萬福寺」にある桜は「伊豆土肥桜」で、近くの「松原公園」に行けば木は大きくないですが「河津桜」を含めた三種類を見ることができます。

「河津桜」も河津より土肥の方が開花が早いので、混雑嫌いの人にはこちらがお勧め。伊豆半島の中央を縦断する414号線、そして東伊豆の海岸線を走る135号はいずれも河津方面に向かって激しく渋滞します。人の流れと逆行するスケジュールが取れない場合は、船原まで渋滞を我慢して136号へ。
f0103126_2151027.jpg
f0103126_2152090.jpg

↑「土肥桜」

西伊豆の海岸線を走る136号線はさほど渋滞しないので堂ヶ島辺りまで足を伸ばし、帰りは海岸線からの絶景を見ながら戸田に移動。戸田からそのまま17号線を進むルートもありますが、道路が細く思った以上に距離があるので18号線から127号線に入るコースがお勧め。途中に「日本棚田百選」に選ばれた「北山の棚田」があります。

しかし看板にしたがって進むと非常に細い農道に誘導されるので、運転に自信のない人は入らない方が無難です。そんな方は入り口の看板を過ぎてそのまま進むと左手に農家の人が利用する駐車スペースがあるので、そこから下の方に棚田を見ることができます。とても規模が小さいのであまり期待しないように!
f0103126_216228.jpg

↑「河津桜」

西浦から沼津ICまでの414号線も夏は渋滞しますが、この時期の観光客は河津集中なのでそれほど問題ないと思います。帰りの時間に余裕があれば、狩野川放水路側に414号線を進み、最初の信号を左折すれば「伊豆長岡いちご狩りセンター」。近くに同じような「江間いちご狩りセンター」があり、フレーム数が多いので観光客はここが一番多いです。

また最近人気があるのは「大富農園」。他よりも値段が高いですが、高さのある栽培棚を使っているので立ったままいちご狩りができるのが売り。栽培棚にはキャスターが付いていて、イチゴが少なくなると移動して新しいレーンを開放するのも画期的です。以上、早春の伊豆観光情報でした!
f0103126_2165299.jpg

さてここからは釣りのお話。この時期は三日続けて風が吹かないことはないので、天気図の等圧線が緩い前半の二日間で夕マズメを狙い、最終日を花見に当てます。潮回りは月齢28.3~29.3の大潮。いわゆる新月の大潮です。海水温は14℃台でほとんど変化はありません。

連休初日は下りの道路が混雑するので、それを避けられる場所を優先。それでも道に慣れていない観光客がマイナールートを走るので、予定よりも30分くらい時間を要して明るい時間に無事到着。車に近い場所が空いているので身支度をしていると、後から来た人がサンダルのまま荷物だけ運んで場所を取られてしまいました。
f0103126_2171884.jpg

↑写真では海面が近いように見えますが5㍍の玉ノ柄でギリギリ。テトラが大きいので落ちたら自力では上がれません

「慌てる乞食はもらいが少ない」という諺があるくらいですから私はお構いなし。空いている場所には底刺網の浮子(あば)が見えますが、今から移動しても空いている場所が見つかる保証がないので、そのポイントに荷物を運びます。そしてピトンを打って準備をしていると漁船が来て、先を越された人のすぐ目の前に網を入れていきます。

これだけ岸に近いところに網を入れるのを初めて見ました。エギであれば100%網に掛かってしまうでしょう。網を揚げるときに漁師が怪我をするので、イセエビ漁とエギのトラブルは絶えません。特にエギは暗くなってから釣りに来る人が多く、またヘッドライトで海を照らすのを嫌うため、目の前に網が入っていることに気づかない人が多いのです。
f0103126_2174493.jpg

私もヤエンをロストしたくないので、このような場合は浮子をかわすまでヤエンを入れません。ヤエンではイセエビ漁の底刺網に引っかかることは少ないですが、浮子をつないでいるロープを巻いてしまうことはよくあります。このような場所は避けるのが一番ですが、この日はもはや致し方ありません。

まずは潮の流れを見るために、正面にある浮子の右側にアジを投入します。これですぐに浮子を巻いてしまうようなら、左側に2本投入するしかありません。明るい内に浮子までの距離をラインで測定しておき、ロープを巻く寸前までのラインの角度を確認しておきます。
f0103126_218735.jpg

こんな作業をしていると一投目から当たりです。ヤエンを投入する前にもう一方の竿を投入し、浮子をかわすまで寄せてからヤエンを投入します。このアオリはほとんど走ることなくヤエンが到達してフッキング。まだ明るいので海面に浮いたアオリが確認できます。このアオリが900㌘。

これから当たりの連続かと思いましたが、その後は当たりもなく日が暮れます。新月は暗闇なのでアオリもアジを見つけにくいので、アジを泳がせて振動を送るとともにアオリとの遭遇機会を増やさなければなりません。フォローの風で釣りやすいですが、フード嫌いな私は後頭部が寒い・・・。
f0103126_2183530.jpg

↑私の三点セット。バッカン以外は真水

この日はアジ12尾ですが、弱ったらドンドン交換してもう1杯追加。それでも1時間の残業になってしまいました。この場所はスルメイカやヤリイカの当たりはなし。少し離れた場所に5人ほど餌巻きスッテで浮き釣りをしていましたが、帰りがけに話した人は釣果がなかったとのことでした。

翌日は前日よりも風があるので、入れるならどこでもというわけには行きません。明るい内の方が当たりが期待できそうなので、前日よりも1時間早く出発します。しかし三連休の中日とあって、どこもフカセ釣りの人が一杯。おまけに暗くなるまでやるという人が多く、入る場所に苦労しました。
f0103126_2191098.jpg

どんな場所でも竿が出せるようなシステムを組んでいますが、夜は不安定なテトラにはあまり乗りたくないもの。動く回数が多くなるほど踏み外したりする危険が増えるので、必要なものはなるべく身近に置くようにします。特にギャフはタモと違って置き場に困るので、アジ缶にギャフレストがあるとテトラから転がり落ちる心配がありません。

この日は前日より風が強いものの、フォローになる場所に入れました。前日と同じように明るい内に800㌘を1杯。しかし暗くなってからは当たりがありません。この日はウツボの当たりもなく、アジがまったく減りません。このままでは2時間の残業でも帰れそうもないと思った頃、今季初めてヤリイカが回ってきました。
f0103126_219329.jpg

スッテなら効率良く釣れそうですが、こちらはヤエンなので3回食わせて2杯のみ。その後アオリを1杯追加して、アジを3尾放流して撤収です。車に道具を積んでいると、徹夜組の人が話しかけてきたので情報交換。スッテとのことだったのでヤリイカが回ってきたでしょうと尋ねると、な~んと当たりもないとのこと。私の場所とは50㍍も離れていないのに・・・。

結局この週末の釣果は、土曜が当たり2回で2杯。日曜が当たり2回の2杯にヤリイカ2杯でした。翌日はいよいよ風が強まり、花見に行って三連休は終了です。
f0103126_2195015.jpg

↑大きなアオリが硬いのはエンペラと一緒に剥く外皮の下にあるこの薄皮が原因

さてずっと蛇行していた黒潮が、いよいよ南伊豆に入ってきました。これにより11日まで13℃台だった妻良の海水温は一気に17℃台に突入です。海水温の上昇は歓迎ですが10時間で4℃の上昇は凄まじい勢い。私のヤエンシーズンは残すところ2週なので、劇的な好転に期待したいところです。

そして鮎釣り関係では岡野釣具店の「鮎用品展示即売会」も終わり、次の週末は相模屋の「鮎竿早期展示受注会」。巷では「リミテッドプロ FW Very BEST」の「Ver. S」と「Ver. T」の違いと、「銀影競技スペシャル TYPE S」が話題になっていますが、私がこれらの竿を確認するのはもう少し先になりそうです。

by scott1091 | 2013-02-11 21:02 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

Commented by ariari at 2013-02-13 19:28 x
お疲れ様です、私には桜よりその下のサラシの写真にドキドキです(笑)。当方は先日少し暖かい潮が入りましたが、また13度台に逆戻り、底潮が冷たいのか深い場所の活性が上がりません。そろそろブリのナブラのシーズンなんですがねぇ。。。
Commented at 2013-02-13 22:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by scott1091 at 2013-02-14 20:43
ariariさん、こんばんは!

やっと当地にも黒潮が入ってきました。直近の水温図を見ると、貴ホームグラウンドにも暖水舌が伸びていくような感じです。今年の春は一気に暖かくなりそうなので、いきなりシーズン突入するかもしれませんよ~。(笑)

写真の場所は実績がありませんが、もう少し南下するとヤエンで友人がヒラを釣ったことがあります。以前にも書きましたがヤエンとヒラを両方やれば、大抵の天気でも釣りに行けますよね!
Commented by scott1091 at 2013-02-14 20:44
鍵コメさんへ!
今まで使っていなかったのが不思議なくらいです。
バケツは上からなので問題なかったのでしょう。