The last fishing of the 2012 ayu-season!

この週末は日曜から天気が下り坂なので、土曜に釣りに行きたいところ。しかし土曜はどうしても外せない用事があり、日曜しか釣りに行けません。天気予報では午後から雨とのことなので、こんな日のために買い置きしてあった新品のカッパを車に積み込みます。

メジャーポイントの核心部に入るには、薄明時に川に入らなければならない今日この頃ですが、どうもこの手の釣りは苦手・・・。しかし雨が降る前に少しでも長い時間竿を出したいので、いつもより30分早く家を出ます。いつもは早くても8時オトリ店着なので、この日は7時半着だっちゃ!014.gif

さすがに日曜で雨の予報となれば少ないだろうと密かに期待しましたが、川を見て見事に裏切られてしまいました。確かに先週に比べるとかなり少なめではありますが、要所要所にはすでに竿を出している人が見えます。
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最近利用しているオトリ店に行くと、きれいなメス鮎が沢山入荷していました。このオトリ店は、例年通り11月一杯は営業するとのこと。雨の日は着替えるためによく立ち寄る「my駐車場」から川を見ると、瀬は比較的空いているのでここに入ります。

今季初めて竿を出す場所なので、広いエリアを闇雲に釣り歩いても効率が悪い。そこで竿捌きや雰囲気で「うー」が「ピン」の人に当たりをつけ、その方々の動きを参考にしながら掛かる鮎がいる場所を探って行きましょう。混雑している場所はいつものごとく、Pass、ぱす、パ~スでんがなぁ!008.gif

さすがこの時期に一番混雑する場所だけあって、石色が素晴らしい。先週入った場所は垢腐れがひどくて歩くのも大変でしたが、このエリアは滑って転ぶ心配がありません。しかしこの時期は、鮎が多いのと掛かるのは別の話。鮎がいなければ掛からないのは間違いありませんが、鮎が多いから掛かるというものでもありません。
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要は掛かる鮎がどこにいるかで、贅沢を言えばこの時期でも追って掛かる鮎を拾いたいところ。最初の1時間はまったく釣れませんでしたが、今年の狩野川ではもはや慣れてしまいました。水温が低くなったこともあり、養殖のオトリがいつまでも元気なので助かります。

最初に掛かった鮎は、対岸の流れのヨレ。横掛かりで掛かり鮎が水面をバタつくので、これはすかさず九頭竜返し。これをオトリに流芯を引くと、すぐにモゾモゾ感でしっかりハリ立ちするまで間があったオス。この後シモで朝から動かなかった釣り人が大きく移動したので、ここから少しづつ釣り下ります。

そして昼頃になって私のシモに見える人のお友達なのか、護岸から手を振るお二人が登場。最初は私に手を振っているのかと、しばし悩んでしまいました。このお二方の一人が「龍星竿Ⅱ」を使っていて、「間違っていたらごめんなさい」と声を掛けて頂きました。眼がとても印象的なナイスガイ!001.gif
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話を伺うと、私もブログを拝見している次男坊☆さん。「先ほど手を振っていた方が尺鮎対決さんですか」とお尋ねすると、まさにビンゴでした。この日参考にさせて頂いた釣り人はお二人で、お一方は尺鮎対決さん、もうお一方も面識はありませんがおそらく尺遊会の板さんではないかと思います。

このまま釣り下って尺鮎対決さんにご挨拶しようと思っていたところ、お仲間の一人が間に入られたのでそれ以上下がれず。そうこうしているうちに、大きく移動されて見えなくなってしまいました。ベストの上に食料と飲み物を入れた袋を背負って釣り歩く姿は、鮎釣りに対する強い気迫を感じます。

しだいに天気が崩れてくると、徐々に釣り人が川から上がり始めます。いままで混雑していた場所も気になりますが、この日立てた仮説の答えを求めて、朝から気になっている場所に戻ります。もはや空模様は、いつ雨が落ち始めても不思議ではない暗さ。しかし気持ち的には、この時間までよくもってくれたという感じです。
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そして狙い通りの場所で4尾追加して、2012年鮎シーズンは閉幕です。この日の釣果は何とかツ抜けの12尾。最後から2枚目の写真でもわかるとおり、瀬で掛かるオスはかなり色が出ています。ポイントを選べばまだ若い鮎も掛かるようですが、これから益々ポイントが限られてくるのは間違いないでしょう。

川から上がってから、しばし他の方々と情報交換。このときに漁協に知人がいるという方から、貴重な話を伺うことができました。私は少なくとも400㌘を超える尺鮎は初期放流の「静岡2系」と思っていましたが、今年の大鮎は起死回生を狙って最後に買い付けた〇〇県産の海産蓄養が成長したものらしいとのこと。これを前提に私の記憶を遡ってみると・・・。

解禁2週目の5月25日からスタートしましたが、この時点で追加放流されたのは裾野にある「静岡県内水面漁連鮎種苗センター」の「静岡2系」と思われます。そして5月26日、目の前で放流された魚は、この時期の養殖とは思えないくらい小型でした。友釣りの対象になるサイズではなく、養魚場で生育不良ではじかれた魚を放流したという感じ。
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この鮎については、どこの種苗かわかりません。そして7月8日に川回りの方と話したときは、裾野の鮎はすでに終わり。残りは「静岡県内水面漁連鮎種苗センター」の大仁分場に残っている鮎のみとの話。ここで問題になるのは、裾野の本場と大仁分場では種苗が同じなのかということ。

確認する術が私にはありませんが、常識的に考えると「静岡県内水面漁連鮎種苗センター」が「静岡2系」しか生産していないということは考えにくい。これは継代を重ねることによる遺伝的な変異や、新たな魚病リスクが想定されるからです。したがってダム湖産を掛け合わせていない人工産や、新しい種苗開発も平行して行っているはず。

私がこのブログで人工産とするのは、この種苗ではないかと思っています。そして大仁分場では、こちらを主体的に池入れしているのではないかと。これは大仁分場からの放流が始まると、ほぼときを同じくして人工産と思われる鮎が増えるからで、根拠も裏付けもまったくありません。
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この次に釣行したのは7月21日。このときはすでに主要な淵には、サイズが揃った非常にナーバスな群れ鮎がいました。 この鮎は8月11日に釣行したときも、同じように淵で群れているのを確認しています。この時点ではさほど大きくなっていませんでしたが、この鮎が〇〇県産の海産だったのでしょうか?039.gif

確かに今まで見てきた人工産とは行動が違う。そして放流した魚の中には、群れ鮎にならなかった個体もいるはず。そんな鮎が大鮎まで成長したのでしょうか?それともこの鮎とは別に、もっと後に追加放流がなされたのか? 次に竿を出したのはすでに大鮎に湧く9月22日なので、この空白期間の状況がつかめません。

天然と養殖、海産と人工産の見分け方はいくつかあります。しかし種苗の同定はDNA鑑定をしてみなければわからない。これが私の持論。オトリが混じった試し釣りの検体を鑑定するくらいなら、今年の大鮎を集めて種苗を絞り込む方が有意義ではないかと思うのですがいかがでしょう?
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今年は渇水続きであったとはいえ、この時期に放流鮎で友釣りができるという点。そして容姿から感じていた疑問についても、海産であったというなら納得できる点も多い。そして人工産や湖産は再生産には寄与しないと言われていますが、海産となると在来種と交配する可能性もあるでしょう。過去に他県の海産を放流した実績があるのかないのか。これも交配による将来の杞憂を払拭する上で知りたいところです。

もしこのブログを読んでいる方で詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら、非公開コメントでも結構ですのでご教授頂けると幸甚です。最後に確実に天然と思われる鮎についてですが、私の観測ポイントでは目測で25㌢前後まで成長しています。目下のところビカビカで、落ちる気配はありません。058.gif

by scott1091 | 2012-10-28 19:21 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(10)

Commented by マルパパ at 2012-10-30 13:03 x
こんにちは
今年もあちらこちらで色々とお世話になり、ありがとうございました。鮎釣り、また来年も宜しくお願い致します。これからはアオリイカですね、私もカワハギです。がんばりましょ~。
Commented by n at 2012-10-30 19:12 x
開始しました。
鮎ご馳走してください。
準備完了ですか? わんさか***が待っています。
でもコロッケです。
Commented by scott1091 at 2012-10-30 21:15
マルパパさん、こんばんは~!

こちらこそ、シーズン中は大変お世話になりました。やっぱり土曜に釣行されていたのですね!先週これで竿納めとおっしゃっていましたが、今週も100%狩野川に行かれると確信しておりました。( ̄ー ̄)

私は来年分の仕掛けやハリを補充して、いよいよ部屋を鮎からアオリに模様替えです。ヤエンで釣るにはまだアオリは小さいようですが、週末釣りに行かないと体調を崩しそう。「病は気から」と言いますものね!

設備投資した新竿で、今シーズンはカワハギを釣りまくってください!
ブログ更新を楽しみにしております。
Commented by scott1091 at 2012-10-30 21:22
nさん、お久しぶりです!

鮎はいくらでもストックがありますのでいつでもどうぞ~!これから来季分の鮎釣りの仕掛けやハリを作って、道具を片付けてからヤエンの準備となります。

しかしながらヤエンの準備は春にすでに終わっていますので、早ければ土曜から出撃するかも?今シーズンもよろしくお願い致します!

Commented by ariari at 2012-10-31 00:02 x
鮎シーズンお疲れ様でした、いよいよアオリシーズンインですね?こちらは早くも1.3キロ上がりましたよ、数は少ないですがその分型は良いようです。ちなみに前回の台風から全く鯛が釣れなくなりました、カツオもダメ、困ったもんです。
Commented by さし次男坊 at 2012-10-31 11:06 x
この冬にでもSLⅢを長男が注文します!
我が家、初の硬調、それに組む仕掛けも初になります!今年、私は行けませんでしたが父、意外の長男、三男はS社の竿で神通釣行してパワー不足を感じた様で…。

☆竿も征龍竿も感度も操作性も申し分なく
とても気に入ってます!
ソリッド使用での相模川の平瀬の引き釣り、の錘使用のピンポイントの止め打ち、この手の釣りはかなりキマります!

また、相模川にもいらして下さい!
またお会い出来ればお話し、竿も持たせて
いただければと思います!(笑)
Commented by scott1091 at 2012-10-31 20:06
ariariさん、こんばんは!

え~、数が少ないのー。今年の日本海は絶好調だし、回りから聞こえてくるエギの釣果もまずまずのようだったのでショック!鮎は少ない、アオリも少ないでは、ストレスが溜まりそう・・・。波乱万丈の「2012年秋~2013年春シーズン」の幕開けになりそうですなぁ!

ariariさんのコメントを読むとまったく釣れないと誤解する人が多いと思いますが、漁師としては成り立たないレベルという意味ですよね。シーズンはこれからこれから。おとっつぁんとして家族の食い扶持だけは釣れるよう、お互い頑張りましょう!
Commented by scott1091 at 2012-11-01 05:59
次男坊さん、こんばんは!

今年の神通はここ数年では一番大きかったので、お父様は「龍星☆竿Ⅱ」で楽しい釣りをされたことでしょう。「SLⅢ」はフナヤオリジナルでは「硬硬調」より上の「超硬」となりますので、念のため注文の前にフナヤHPをご確認くださいませ!

先日使った仕掛けは、おそらく次男坊さんが使っていた仕掛けと変わらないと思います。鮎の大きさは当たったときのハリス切れに大きく影響しますが、水中糸が切れる切れないは鮎の大きさよりも、掛り鮎が流れから受ける水圧の方がはるかに影響します。

ではなぜ狩野川で「超硬」を使うかですが、これはオトリの操作性。大鮎をオトリにしていつものように誘ったり引こうとすると、早瀬や急瀬ではまったくお話になりませんものね!

来シーズン、またどこかでお会いしましょう。
Commented by よっちき at 2012-11-02 15:57 x
2012 お疲れさまでした。
今年は例年とは違うパターンの中ではありましたが、西側の鮎師は比較的楽しめたのかも知れません。来年は一度はカノリバー遠征といきたいところですが、現時点ではマユツバですね。個人的にはかなりレベルアップしないとマズイ感がバリバリですが、また来年は富山県でない川で遊んで頂ける状況になることを期待します!

種苗の件、僕は全くトンチンカンですが、アチコチ見て聞いて調べても把握している人はほとんどいないというのが実情ではないでしょうか?知ってるつもり、みたいな。。。もちろん、琵琶湖流入河川と限定してしまえばそうでないこともあるかもしれませんが、またの機会にそういった話もお聞かせ願えればと思います!
それでは、絶好調駿河湾のウツボちゃんと仲良く遊んで下さいね。そちら方面は鮎と違って一転絶好調ですね!
Commented by scott1091 at 2012-11-04 17:35
よっちきさん、こんにちは!

後日、シーズンの総括でも触れますが、琵琶湖の湖産鮎は今でも放流種苗として重要な位置付です。滋賀県水産試験場による第5次調査の結果が公表されましたが、恐ろしいくらいの有効産卵数の少なさです。

富山漁協のHPによれば、「滋賀県では緊急対応として、滋賀県内の養殖アユを買い集め、2箇所ある人工河川産卵場に放流して、ふ化仔魚を増やす取り組みをしているようです」とのこと。この情報に間違いがなければ、養殖アユの素性がとても気になるところです。アユはサケのように母川回帰性がないので、琵琶湖についてはどこの流入河川も種苗は共通です。

この週末は、まだアオリも小さいし紅葉にも少し早い。
そこで来季分の仕掛けをまとめて作りました!