台風17号(Jelawat)が本州に上陸!

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いよいよ9月最後の週末。10月1日から20日までは神通川、庄川いずれも全面禁漁となるため、北陸方面の友人はこの週で竿を納める人がほとんど。例年ですと私は11月の第一週まで鮎釣りをしますが、今年は狩野川の天然が少ないので微妙な感じです。

加えて台風17号が本州直撃となれば、鮎シーズンが強制終了となる可能性が高くなります。そんなこともあって、この週末は渓流を諦めて鮎釣りに行きました。前回と同じく3尾分のオトリ代を払って4尾スタート。この時期のオトリはどんなに選んでも仕事をしない鮎がいるので、4尾スタートは心強いです。045.gif
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天気は台風前の静けさで、快晴無風の釣り日和。これで爆釣となれば最高ですが、今年の狩野川はそんなに甘くはありません。いつものとおり8時過ぎに川に行くと、修善寺橋より下流は釣り人で一杯です。解禁週を除けば、今季最高の人出ではないでしょうか?

入る場所に苦慮しながら、いつものとおり人がいないマイナーポイント入ります。まずはオトリを確保するため、手前の弛みでオトリを泳がせます。すぐにオトリ頃の20㌢クラスが掛かりました。先週はこのサイズが掛からなかったので、大型が下り始めている可能性が高い。また川底の石色が広範囲に磨かれているのも気になるところです。
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これをオトリにして本命ポイントに入れると、すぐにケラレ。しかしこの後はまったく当たりがないまま時間だけが過ぎていきます。そして2尾目のオトリに交換して狙っている石周りで粘ると、やっと目印が飛びました。掛かった瞬間一気に竿が伸されたので、これは大きそう。背掛かりなので強気で寄せて抜きます。

しかしこの後はまた沈黙で、午前の部で4尾は難しいかな~という雰囲気。そしてやっと掛かったのは20㌢もない超プリティ・サイズ。おまけにハリが頭に入って、オトリにすることなく昇天です。結局、午前の部はこの3尾で終了です。008.gif
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おまけに最初に釣った鮎も曳舟の中で昇天してしまい、午後の部は養殖からのスタート。鼻環を通していないオトリは1尾しか残っていないので、これに望みを託します。自分で言うのもなんですが、超硬ロッドで非常に繊細な泳がせ釣りをしていると衝撃的な当たりがきます。

目印に変化がないのになぜと上を見ると、竿を止まり木と間違えた鳩が竿に止まろうと懸命です。しつこい鳩で、止まるのを諦めてもらうのにしばらく時間が掛かりました。鳩がしっかり遠ざかってから、気を取り直してもう一度逆上げするとやっと目印が飛びます。
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これも目印の飛び方が早かったので25㌢アップは間違いなし。これは尻尾掛かりだったので、少し慎重に抜きます。これをオトリにすると、この日一番の当たり。シモの淵に落として慎重に抜こうとすると、大きな魚が下からバイト。一瞬にして中ハリスが飛びました。私の見間違いでなければ、掛かり鮎との比較で60㌢はあろうかというニジマス。007.gif

このやりとりでオトリが弱ってしまったので、また養殖君の出番。ここからは、まったく釣れない時間。この時期はユ~ガッタチャンスはあまり期待できないので、少しでも早い時間に数を伸ばしたいところです。自分が釣っている側の石色がよいので大きく回って対岸に渡り、今まで立っていた場所を釣ります。
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秋の鮎はナーバスな上に、今年の放流魚は人影を見ると逃げてしまうので、鮎が石に戻るまで1時間くらいは必要でしょう。それでもそこで粘るのは、マイナーポイントなので他に釣る場所がないのです。そしてきっかり1時間後に、オトリと見間違えるような超硬で抜くにはお気の毒なサイズ。

これをオトリに一気に5尾釣りますが、25㌢アップとは無縁のサイズ。先週はこのサイズはまったく掛からなかったので、小型の群れもかなり降りてきているのでしょう。結局この日は25㌢アップは2尾のみ。他は掛かると同時に昇天した鮎を除けば、20~23㌢クラス。数は久々にツ抜けの10尾でした。
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翌日は午後には台風17号の影響が出てくるため、いつもより早く家を出ます。しかし考えていることは皆同じで、7時半にはどこも人で一杯。台風の影響を考えて、前日で帰ってしまってガ~ラガラの狩野川を期待していたため、拍子抜けしてしまいました。前日のマイナーポイントにも4人。メジャーポイントは人、ひと、ヒトでんがなぁ。042.gif

修善寺橋よりシモは諦めて、中流域を目指します。先週の日曜に釣った場所が空いていたので、そこに入ります。しかしここも前日と同じで、石色が先週よりも数段よい。これは小型の群れが降りてきている証拠。この場所で25㌢アップを狙うのは、すでに厳しいかもしれません。
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今年の狩野川の放流鮎は、ともかく人影に敏感です。通常の鮎は盛期であれば、横に人が立っても石垢をハミ続けますし、根掛かりを外しに行っても10分もすれば元の石に戻るもの。しかし今年の放流鮎は、一度逃げてしまうとハミに出てきません。したがって石色が良い場所は放流鮎の群れがいる証拠なので、石色ほど釣れないのです。

さすがに大きく成長した鮎は放流魚でも追いが立つので、先週は全体的に石色が悪い中に、親指くらいのハミ跡がある場所を探して釣っていました。釣れる数は少ないものの、先週はこの狙いが的中したわけですが、今週はそのような場所が見当たりません。
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カミに入った人が瀬肩で立て続けに2尾掛けますが、サイズ的にはオトリより少し大きい程度。しっかり磨かれた目の前の石がしだいにくすんでいくので、この場所に見切りをつけます。そして200㍍くらい川見しますが、「ここだ」という場所が見つかりません。

台風の影響で14時くらいまでしか釣りができないと思われるので、残りの時間は4時間弱。風が強くなってきますが、この時間はメジャーポイントは釣り人が一杯です。そこで最後に残された超マイナーポイント(←おそらくここ5年で竿を出したのは私だけ)で、今季の竿を納める心積もりで移動を開始。
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↑台風の強風と雨にめげてみなさん早上がり

道中川を見ながら車を走らせると、な~んとメジャーポイントで釣り人が一人しかいない場所が・・・。支度をしている人を含めても、私を入れて3人。台風の影響でこの時間から移動してくる人はいないと読んで、ここに決めました。過去この場所で良い思いをしたことはありませんが、それもまた狙いの一つ。034.gif

最初の1尾はほぼ秒殺ですが、サイズが23㌢と期待ハズレ。先に入っている人との間隔に留意しながら、石が大きそうな場所を探っていきます。そしてやっと待望のサイズ。ここからはしばし入れ掛かり。数は望めないと思っていましたが、鮎が急激な気圧低下を察知して荒食いに入っているのでしょう。25㌢アップばかりがギュルンギュルンという感じで超硬を絞ります。
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最初から14時までと思っていましたが、土砂降りになった15時近くまで竿を出しました。雨が降り始めると追いが止まりましたが、終わってみれば約4時間で24尾。底バレが2回ありましたが、それ以外はバラシ、トラブルはなし。このサイズをこのペースで釣るには、やはりトラブルがあってはできません。

オスはすでに、例年11月の狩野川でも見ることがないくらいレッドバンドが出る個体もいます。とくに大型はオスが多いので、少しでも水が動くと下る動機になることは間違いありません。今回の台風17号による増水は大したことありませんでしたが、例年の狩野川とは鮎が違うので、日々釣況が厳しくなることが予想されます。
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この日の釣りは、きっと狩野川の神様から釣れない私への贈り物。
今季初めて、狩野川で痛快な釣りを満喫しました!001.gif

by scott1091 | 2012-09-30 20:26 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(4)

Commented by ariari at 2012-10-03 20:59 x
お疲れ様です、何気にデカッ!これほどサイズがそろえば重さは相当のものでしょう!私は今回も台風のウネリが入り中止の予感。。。私にはいつになったら乙姫様からの贈り物がいただけるやら。。。いつもオキアミ沢山撒いて貢献してるのになぁ~。
Commented by kazchevy at 2012-10-03 22:35 x
24本ですか!?
しかも25センチオーバーばかり。
羨ましいです。
あの日はトラブルがなければ僕の方もそのくらい出たような気がします。
今週末は混雑しそうですががんばります。
Commented by scott1091 at 2012-10-04 20:49
ariariさん、こんばんは!

これで九頭竜くらい体高があると最高なんですけどねぇ~。狩野川は下流域といえども飯島三番瀬より水量がないので、掛かりどころがよいときはこのサイズでも下がりません。これはもちろん「SLⅢ」を使っているからですが、先日並んで釣っていた人が竿のパワーと獲り込みの早さに驚いていました。

九頭竜では当たり前でも中規模河川で超硬を使う人はいないので、きっと珍しかったのでしょう。釣れない時間が長いと超硬でオトリをつなぐのは大変ですが、今回のように大きいのが連発すると、いかに短時間で獲り込むかという勝負なので急瀬クラスでも力不足。ましてや早瀬クラスとなると獲り込んでもぐったりして泳がないし、重くて引くこともできませんがなぁ!

ariariさんはいつも沢山釣っているので、乙姫様からの贈り物はなし、無し、ナッシング!私のような釣れない君にしか微笑んでくれないのです。台風19号は思ったほど本州に接近しませんでしたが、うねりが残るので安全第一で楽しんでください!
Commented by scott1091 at 2012-10-04 20:56
kazchevyさん、こんばんは!

同じ場所にいたのでお感じになったと思いますが、あの日はやはり特別。毎日サンデーでもない限り、10年に1回あるかないかの条件でしょう。おまけにいくら鮎の活性が高くても、一人でも動き回る釣り人がいればあまり掛からなかったと思います。

この本文でも書いていますが、今年の後半に入れた放流鮎は異常なほど人影にナーバス。今まで下流域にこの手の鮎が少なかったので問題ありませんでしたが、先日の石色を見てもわかるとおり、かなり降りてきています。群れ鮎が逃げると今までいた大鮎も少なからず影響を受けるので、これがすっごく厄介。おまけにサイズが小さいですし・・・。

先日のkazさんのようにオトリの泳ぎにあわせて静かに釣り上がるとよいのですが、この鮎は渓流魚と同じなので釣り下がると人影で逃げてしまいます。そしていくら自分が注意しても、他の人が入ってしまえば台無し・・・。私もこの週末どこに入ろうか思案中です。同じ週末アングラーとして、厳しい条件ですが頑張りましょう!