久々に戻ったホームグランド狩野川!

狩野川を最後に釣ったのが8月12日なので、6週間ぶりのホームグランドとなります。これだけ長い間ホームを空けたのは、狩野川をホームにしてからは初めての経験。この間に釣果が好転することはありませんでしたが、大鮎が狙えるということで修善寺橋よりシモは賑わいを見せているとのこと。

「津田釣具おとり店」の釣果情報でも最大が30㌢/300㌘で、28㌢クラスはそれなりに釣れている様子。しかし数的にはほとんどツ抜けしていないので、一日釣りをするとなるとオトリ継ぎが大変です。

今年の狩野川は上流域でも数は望めないので、話題の大鮎を確認するため下流域に入ることに。いつも使うオトリ店は上流にあるので、十数年ぶりに尋ねるオトリ店を利用します。店構えも当時のままで、とても懐かしい。あの当時はまだ若かったので、店主が私のことを覚えているはずもありません。
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オトリは3尾で1,800円。最近1尾500円で売っているオトリ店もありますが、常連ではないので仕方がないでしょう。そう思いながらオトリを選んでいると、そっと囁くように4尾持っていってくださいと・・・。え~、それじゃ1尾450円でっせ!今年の狩野川はオトリは多いほど助かるので、泳ぎも考慮してメス2尾、オス2尾を選びました。

お礼を言って少し昔話をすると、今とは比較にならない素晴らしかった川相が思い出されます。狩野川はダムのない河川ですが、川相が悪くなる場所はあっても、良くなる場所はほとんどないのが現状です。これはゲリラ豪雨などによる山の崩落で流失する土砂や、それにともなう復旧工事などが影響しているのでしょう。やはり山を植林から広葉樹の森に戻さないと、根本的な解決にはならないのかもしれません。

そんな昔の情景を思い出しながら、釣り人が少ない場所を探して車を走らせます。思ったよりも釣り人が多くて入る場所に苦慮しましたが、やはりサイズが揃いそうな石の大きなエリアを選択。この日使う竿は、超硬の「Super Light Ⅲ」。鮎を取り込むだけなら「龍星☆竿」でも問題はないでしょうが、一番の問題はオトリの操作性です。
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25㌢以上をオトリにすると、早瀬クラスではオトリをコントロールできません。急瀬クラスでも逆バリを確認するため、流芯に入っているオトリを手元に寄せるのはしんどい。最悪はエビになったとき、「ビッシ」っと手元に戻せませんから。エビになっている時間が長いほど、エラの反対側から水が入ってオトリが弱るのでご注意を!

まずは石色の良い場所を見つけて、手前からオトリを入れると出し掛かり。気持ちよく目印が飛んで流芯の対岸に鮎が走ります。しかし川幅はさほど広くないので、流芯の向こうから鮎を飛ばします。引きの感じで23㌢くらいと思っていましたが、タモに納まった鮎は長さはどうみても25㌢アップ。

これをオトリにすると、すぐに2尾目。掛かった鮎も同じようなサイズですが、掛かり所を確認した後は10秒も掛からずに抜きます。しばし沈黙があり、続けて3尾目、4尾目。その後は2時間近く釣れず午前の部は4尾で終了。これでは養殖が2尾ではオトリが回りませんがなぁ。
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午後になると、釣れていたのを見ていた人に挟まれます。そのカミ側で釣っていた人が、竿を大きく曲げて下がってきます。どんどん下がってきてオトリは私のすぐ目の前。しかもエビでんがなぁ・・・。エビだと教えてあげようと思った瞬間、釣り人が足を滑らせてラインが切れました。

その釣り人が私に今の鮎は大きかったと言うので、当然ながらエビのことは黙っていました。これでオトリ店に戻って、大物との格闘を吹聴すると思うと笑えるのですが、それもまた釣りの楽しみの一つ。野暮なことは言いません!少なくともエビになっていたオトリは、25㌢くらいありましたから~。006.gif

まわりもまったく釣れていないのですが、今年の狩野川は釣れないのが当たり前なので、釣り人が動きません。そろそろ違う場所に動きたいところですが、「石の上にも三年」という感じです。とりあえず私が動けばそこに入る人もいると思い、1時間ほど河原で休憩します。
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そしてやっと空いた場所に移動し、午後の部を再スタート。オトリ頃の23㌢を1尾追加し、これで夕方までオトリ継ぎはできるようになりました。そして地合いの到来とともに、一気に3尾を追加。獲り込みに時間が掛からないので3尾釣りましたが、普通の人はこの地合いに1尾獲り込むのがやっとなのでしょう。

この後はまったく釣れる気配がなく、他の釣り人も川から上がらないので、暗くなるまで動けないと判断して川から上がりました。この日の釣果は8尾。残念ながら目標のツ抜けはできませんでした。この日の感想は、大鮎といえども九頭竜仕様では圧倒的に釣り人が優位。オトリ操作を重視しなければ、神通仕様でもまったく問題なさそうです。
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さて翌日は、天気予報どおり夜半からベタ降りの雨。濁りが入るのは時間の問題ですが、せっかくの休みのなので釣りに行きます。オトリ店でこんな雨なのに本当に釣るのと尋ねられましたが、「もちろん今日も3尾ください」と返事!そして昨日と同じように4尾を持って、誰もいない川に向かいます。

川に入ったのが8時過ぎていたので、すでに濁り始めていました。完全に濁る前に石色の良い場所を川見し、水位が上がっても場所がわかるよう位置を確認しておきます。そしてまずは浅場からスタート。前日と同じようにすぐに掛かると思いましたが、急激な気温の低下で鮎の活性が落ちているのでしょう。
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この日の気温は19℃。前日はタイツで快適だったのに、この日はウエーダーにカッパの完全装備で臨みます。これでも肌寒いと感じるので、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもの。今季初めて彼岸花(曼珠沙華)が咲いているのを見ました。

川にオトリを沈めていた地元の人が、増水に備えてオトリを回収にきます。竿を出している私に驚いていましたが、これなら自分も竿を出せばよかったという感じなのでしょう。釣れない時間が続きますが、濁りが強くなってきた頃、手前の石で鮎がヒラを打ちます。サイズが小さいので掛かってもこのサイズかと思っていると、オトリに違和感を感じます。

最初はゴミの流下が始まっているので、ラインにゴミが当たったのかと思いましたが、オトリに何かが当たっている感触。オトリが急に移動したので、また同じ場所に引き戻します。そして同じような感触を2回ほど感じた後、目印を見失いました。次の瞬間ラインは流芯に突き刺さっていますが、こちらは超硬ロッドです。
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一気に流芯から引き剥がして、少しシモに下がったところでタモ受け。これで〇ーズは免れました。これをオトリにして、同じような感触の後にすぐ2尾目。この頃になると、水色が褐色に近くなり、水位も上がって波立ちがすっかり変わっています。まもなく時間切れとなりそうなので、本命と思われる場所だけオトリを入れていきます。

そして何とか3尾目を追加。いよいよ底石が見えなくなってきました。もう1尾釣りたいところですが、ここだと思う場所がすでにありません。最後手前の浅い場所を引いて、すれ違いざまに掛ける感じで4尾目。これで前日と同じ午前の部4尾を達成して、やっと竿を畳めます。
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この日は空が明るくなったりしますが、夕方までは強弱はあるもののベタ降り。濁りが薄くなって、午後も釣りができるのではと淡い期待を持ちましたが、竿を畳んでから土砂降りとなって最終的には30㌢くらいまで増水。したがって引き上げのタイミングは正しかったといえましょう。042.gif

例年の狩野川は、9月中旬で平均サイズはピークアウト。10月は一回り小型の天然が釣りの対象となりますが、今年はどのような展開になるのでしょう?今年は例年よりも圧倒的に天然の比率が低いので、一雨ごとに魚が入れ替わるというよりも、どこかのタイミングで一気に下がってしまう可能性が高いような気がします。
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by scott1091 | 2012-09-23 20:09 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(4)

Commented by kaz at 2012-09-30 20:46 x
今日は、おつかれさまでした。
橋の上に入ってた者です。
去年の今頃、大見川の発電所で舟を流して慌てて取りに行ったのを目撃されてしまいました。
今日は、橋の下でだいぶかけてましたね。
僕は、橋の上に入ってました。
トラブルだらけで掛けても掛けても数が増えませんでした。
結局手元に残ったのは5本。2ドンブリも食らいました。けど、尺が1本取れたので良しとします。
仕掛けを用意してリベンジします。
この台風であまり増水しないことを望みます。
Commented by ariari at 2012-09-30 20:54 x
お疲れ様です、台風は無事通過したでしょうか?こちらは良く降りましたが、短時間だった為被害はありませんでした。この雨でしばらく鮎も厳しいのではないでしょうか?さて私は日本海にアオリ見に行ってきました、昼までに二人で40杯オーバーでしたが、今年はまだ小さいのが目立ちますねぇ。噂によると伊豆方面も今年は豊作との事、アオリ釣りも期待しております。
Commented by scott1091 at 2012-10-01 23:20
kaz(kazchevy?)さん、こんばんは。
ちゃ~んと何回かお会いしているのを憶えていますよ!

昨日はちょうど同じくらいに川に入りましたよね。車種としては珍しい色だしいつもきれいにしているので、たぶんkazさんだろうと思っていました。使っている竿がD社のSpecialではなくS社でしたね。帰りの川切りのときに声を掛けようと思っていましたが、カガミを釣っていたので遠慮したしだいです。

橋の下に移動して着替えてから帰りがけに覗いたら、すでに撤収されていました。台風による増水はたいしたことはありませんでしたが、今年の鮎はほとんど放流魚なので、この日釣れた大型はかなり下ったと思われます。先週は掛からなかった小型が混じるようになったのも、また広範囲に石色が良くなったのも群れが下ってきているからでしょう。

尺鮎おめでとうございます。そしてリベンジ、頑張ってください!。p(^◇^)q
Commented by scott1091 at 2012-10-01 23:21
ariariさん、こんばんは!

今回の台風は、当地では拍子抜けするくらいでした。昨日は14時まで竿が出せればと思っていましたが、川から上がった15時でも風は九頭竜で年に数回経験するレベル。通過にともない強風が吹きましたが、足の速い台風だったので交通機関への影響も軽微。ariariさんも被害がなくて何よりでした。

しかし2人で40杯オーバーは釣りすぎでしょう。このブログを見ている日本海側の住人が怒りまっせ!アジを運ぶ手間を考えるとヤエンではコロッケサイズは勘弁してほしいですが、厳寒期に当たりがないのも寂しいので数が多いのは朗報です。キビナゴなどの餌も豊富で、平均サイズが大きくなるのを期待しましょう。