イワナの資源量調査とヤマメの生息調査!

来週の日曜はいよいよ狩野川の解禁。今年は興津川より先に解禁することもあり、日曜にも関わらず昨年より混雑しそうです。しかも前日が土曜なので、場所取りが熾烈になりそうな予感・・・。こんな状況なので、私は5年振りに解禁日をパスしようと考えています。

そうなると渓流シーズンがもう一週あるので、それを前提に釣行計画を組み立てます。体力が必要なイワナの資源量調査はなるべく早く終わらせておきたいので、大気が不安定ですが土曜に片付けます。
f0103126_21153365.jpg

先週と同じように、この日も気圧の谷の影響で天気がめまぐるしく変わります。太陽がのぞくと暖かく感じますが、基本的にフリースの上に薄手のアウターを着ないと寒い。この時期のイワナ釣りにはあまり相応しいとはいえない気温ですが、昨年の大雨による沢の荒廃を確認することも重要な目的です。

結果は私が知る限りにおいて、過去最悪の資源状況でした。小さい魚がほとんど残っておらず、上流域が大きく荒廃したことから生息域の上限が大きく後退。当然ながら思い出の数々のポイントは、規模が半分くらいになった一つをのぞいて全て消失。想像を絶するような出水だったのでしょう。
f0103126_21155540.jpg

こんな状況にも関わらず、3月からハイペースで釣り人が入っているようなので、資源減少に拍車が掛かります。私が釣りに行こうと思う気持ちをそがれるくらいなので、来シーズンは入渓者が減少すると思われます。今年の禁漁までに、資源回復可能な個体数が残っていること。そして追い討ちを掛けるような出水が、数年ないことを祈るばかりです。

生息域が大きく後退したことから、予想よりもかなり早く調査は終了です。すでに稜線が見えているので、尾根から開拓済みのバリルートに入ります。低層の雲が切れて青空がのぞくと、大きな積乱雲が見えます。落雷、雹 or 雨、ダウンバーストと先週とまったく同じ状況が予想されるため、いくつか経由するピークを早めに通過したいので、おのずと歩くピッチが上がります。
f0103126_21195167.jpg

今回は雷鳴が近づくことはありませんでしたが、雹と雨には降られました。毎週歩きすぎて、左の足裏が痛みます。友人に「足裏打撲」と言うと笑いますが、まさにそんな症状。こんな状況なので単調な場所ではピッチが上がらず、バテバテの状態で帰還しました。

足の状況があまりよくないので、友人と明日の予定を相談します。状況しだいでは別行動を考えましたが、友人が気になっている場所があるとのことなので、そこに調査に行くことにしました。
f0103126_21163843.jpg

翌日はやっと大気も安定して、まずまずの釣り日和。寒気の影響で風は冷たいですが、前日に比べればとても快適です。魚がいるのかわからないので、友人と魚影に注意を払いながら釣り上がります。そして遡行を始めてまもなく、念願だった生息を確認。手元に寄せてくる前にバレてしまいましたが、天然魚であることは間違いありません。

そこからは飽きない程度に反応があります。回りの枝がうるさくキャスティングに技術が必要ですが、それだからこそひっそりとヤマメが血をつないでこれたのでしょう。今年初めて新仔も確認でき、久々に健全な沢にめぐり合えました。
f0103126_21172445.jpg

ほぼ一日掛けて流域を調査します。偶然お会いした山仕事の方から、昔の沢の状況やかつてどこまでヤマメが生息していたかという話も聞けました。残念ながら生息域は後退しておりましたが、他に比べれば許容範囲のレベルでしょう。

前日は辛い結果でしたが、この日の調査で少し気持ちが明るくなりました!
来週は、いよいよ今季最後の渓流となる予定です。emoticon-0100-smile.gif

by scott1091 | 2012-05-13 21:17 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)