冷たい雨、そして夜半には山間部は雪・・・


週初めの温かい気温で、一気に開花が進んだ河津桜。伊豆が1年で一番混雑する季節の到来です。今年は厳冬により梅の開花が遅れているので、こちらもちょうど見ごろを迎えています。釣りをして感じる季節感は、ちょうど半月遅れくらいでしょうか?しかし気温が上がり始めれば、この遅れは1週間くらいで取り返してしまうのが春・・・。

土曜の天気予報は、降水確率が午後の方が低め。しかしいずれにしても終日雨の予報なので、フライを巻いて9時過ぎに出発。こんな日は、釣ったことがない川の探索に行きます。途中に見える本流は、すでに増水して笹濁り。かつての狩野川はこの程度では濁りませんでしたが、台風による山の崩壊、そして目先では災害復旧工事の影響によるものでしょう。
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道中に見える大きなプールには、この時期ならではのライズ待ちの風景。この水色ではライズしてもおそらく成魚放流が対象となりますが、ライズを釣る楽しみはやはりフライならでは。県外ナンバーばかりなので、釣れても釣れなくてもライズに対峙できることを祈るばかりです。

こんな陽気なので、私も無理をしないでお気楽な場所へ。この川を遡行したことはありませんが、渓相は悪くないのできっと魚は残っているでしょう。川に入るとウエーダーを通して川の冷たさが深々と伝わってきますが、手を洗うと水が温かく感じます。それくらい気温が低いのですが、雨がショボ雨程度なのがせめてもの救いです。
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石の色から判断して、この水系は5㌢高くらいでしょうか?本流と違って使うフライは限られるので、ウエストポーチに一つだけフライボックス入れて遡行します。今まで縁がなかった最新のウエーダーやカッパは、この気温であれば快適。釣り始めは手が悴みましたが、しだいに体が温まると、寒くもなく暑くもなく。

素晴らしい渓相に反して、場違いなゴミが残念です。かなりの数なのでおそらく不法投棄されたものだと思いますが、拾っても捨てるのに困りそうな代物。投棄した人がどのような人種なのか、そちらの方が気になったりします。
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一度魚が確認できなくなるところまで遡行して、まだ時間が残っているので得意のスイッチバック。水量が多くなるのでフライへの反応が悪くなりますが、出ればやはり下流の方が1寸くらい大きい感じです。夕方は徐々に雨がひどくなってきたので、脱渓しやすい場所で終了としました。

川を遡行しているときは気になりませんでしたが、林道を歩くとかなりの雨脚です。そのまま車に乗って、洗い場に直行して着替えます。身支度してから帰りにいくつかのプールを見ていくと、まだ粘っている人がいました。この御仁、「ハッチェリー楽園プール」でプロのお姉さんと遊んでいたようです・・・。
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翌日も午前中は雨が残りますが、午後からは急速に天気が回復。車の外気温計も、3℃から12℃まで上昇します。この日はどこも釣り人が多く、行く先々で先行者の車があります。いつもであれば餌釣りの人が上がる時間帯ですが、天気の回復を待ってから入渓した人が多かったからでしょう。

こんな日は釣れなくてもよいので、のんびりとできる川を選びます。小さいストーンフライが出ていますが、水位が高いので魚は水面には興味がない様子。少し濁りがあって魚を見つけることができないので、ドライフライに魚を反応させるのは至難の業。
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一番大きい魚は痛恨のチョン掛けをしてしまいましたが、わずかながらまだ魚が残っているのが嬉しかったです。この川は放流がないので、今残っている魚がいなくなったら資源の再生は望めません。このような川では、ぜひ完全リリースを励行して頂きたいと思います。

魚の反応が少なく早い時間に終了したので、懐かしい里川に立ち寄ります。水位が多いのでニンフをやりますが、少し釣り上がると餌釣りの人が入ってきたので終わりにしました。上がった場所に洗い場があったので、ここでウエーダーとシューズをきれいにして、家で干すだけにして帰途につきます。
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昨日と同じように「ハッチェリー楽園プール」を見て回ると、この時間でもどこもフライマンだらけ・・・。場所によっては、10人近くが待機(or反省会?)しておりました。顔見知りの人はおりませんでしたが、装備や背格好などからブログで思い当たる方々もいらっしゃいました。

この週末は厳しい状況ではありましたが、釣りができるだけで十分。きっと釣行された皆さんも、そう感じる特別な週末であったと思います。河津桜が終われば、いよいよ染井吉野。稚鮎の遡上も始まり、春爛漫の季節がやってきます。
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by scott1091 | 2012-03-11 20:57 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)