満月は思ったほど釣れないんです!

土曜は月齢14.9の大潮。まさに満月の大潮に加えて、2000年以来の「皆既月食」。何かが起こるという期待感がありますが、残念ながら所要があってこの日は釣りに行けません。朝マズメ狙いで行くことも考えましたが、この冬一番の冷え込みで山間部は凍結するとの予報にあえなく断念しました。

友人達は「楽しい時間を過ごしているだろうな~」と想像しながら、アツアツの「香箱蟹」を頂きます。茹で加減や塩味もちょうど良く、蟹だけでもお酒が進みます。こんな感じで「皆既月食」が始まるのを待ちますが、当地は無情にも雲が出てきて肝心の時間帯は曇り。子供は1時頃には見れたとのことですが、その時間は私はすでに夢の中です。

満月の大潮は確かに潮回りは最高ですが、私は経験的にあまり良いとは思っていません。月が出るのが遅くなりますし、アオリの「月に一度の宴」もすでに終了している感じを受けるからです。釣りをしていて、「もう宴は終わりだぜぇー」という声が聞こえてきそうなのは、私だけでしょうか?
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そんなこともあって日曜もあまり乗り気ではありませんが、満月のメリットは地合いが過ぎてもポツポツ当たりがあることでしょう。したがってアジを買い過ぎると一晩中釣りをしなければならなくなるので、日曜なので少なめに購入して釣り場に向かいます。

予報では風は西寄り。日中は快晴で10℃台まで上がりましたが、日が沈むと厳しい冷え込みが予想されます。西風を避けられる場所を探しますが、ベタ凪に近いところはどこも先客がいます。いつもだと先客は他の釣りなので、夕方入れ替わることができるのですが、この日はどこもアオリ狙いの人ばかり。

結局入れた場所は、向かいからウネリが入ります。釣り始めたときは弱い向かい風でしたが、日が暮れると風がフォローに変わります。この風を利用してアジを遠投します。ウネリでテトラ際はかなり「ざぶんざぶん」状態なので、いつもより高い場所から釣りますが、ギャフ打ちのときは飛沫を被りそうです。
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しかし待てど暮らせど、アオリからの応答なし。「さくさく」と釣って帰るつもりでしたが、少なめにアジを買ったにも関わらず残業になりそう。いつもだと明るい内にウツボなどが食ってくるものですが、この日は最初のアジを交換することなく日没を迎えました。

そしてやっと待望の当たりがあったのは、すっかり暗くなってから。この時点ではまだ月が出ていません。BB-Xがゆっくりと途切れることなく逆転するので、キロクラスであることは間違いないでしょう。あまり距離を出されると地合いを逃すので、アオリが移動するのを止めて、しばしやり取りしながらアオリを浮かせます。

ウネリに合わせて竿が大きく曲がるくらい浮かせてから、いよいよヤエンを投入します。足場が高いこともあり、ヤエンはほとんど空中を滑走します。そして水中に入ってしばし後、ヤエンの明かりが沖に向かって大きく走りました。
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これですでにフッキングしていますが、レバーブレーキで少し強めにテンションを掛けて、走りたいだけ走らせます。この光景がとても好きなのですが、このアオリはヤエンの明かりが見えなくなるまで走ってしまいました。フォローの風に大きなウネリなので、寄せてくるのに一苦労です。グリップをしっかり腕に添え、寄せるときは左手でリールの上を持ってポンピングしますが、またテニス肘が悪化してしまいそう・・・。

テトラに吸い込まれないよう、慎重にギャフ打ちしたアオリは1,120㌘。幸先の良い1杯ですが、もう一方の竿に当たりがないのは地合いらしい地合いがない証拠。満月の大潮の辛いところです。この時点でまだアジが沢山残っているので、弱ったらすぐに交換します。次のチャンスは月が出てきてからでしょうか?これで完全に残業決定です。

そして次の当たりは、月明かりで海面に光の道ができてから。久々に居食いでしたが、竿できくとかなりの重量感。ラインが根に掛かっていないのを確認して、すぐにヤエンを投入します。アオリが底付近にいるので、ヤエンはほとんど水中を進むことになるので、少し重めを使いました。
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ヤエンの灯りが見えなくなり、そろそろヤエンが到達したと思われるも、このアオリは暴れません。この間も寄せてきているので、いったん見えなくなったヤエンの灯りが見えてきました。すでにヤエンはアオリに掛かっていますが、ヘッドライトに照らされるまでは無抵抗。ギャフを打った場所が悪かったですが、何とか身切れする前に取り込んで1,135㌘。

アジがまだ残っていますが、次がいつ来るかわからないので終了時間を決めます。そしてアオリを捌いてから、順次片付けを始めます。1本目の竿を仕舞い、ピトン類を片付けていると、もう一方の穂先の動きに変化がでます。手持ちで少し誘いを入れると、アオリがアジを抱いてきました。今までのような大きさではないので、根に潜っていないのを確認して片付けを優先します。

大きさ的にギャフも必要なさそうなので、ヤエンだけを残します。そしてヤエンを投入して難なくゲット。これは600㌘くらいなので、波のタイミングを計りながらラインを持って抜き上げました。もう1杯と気が変わらないように、残りのアジはすでに放流しているのでこれで帰れます。
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釣果は3杯で、大きさは600~1,135㌘。コロッケサイズでアジを消費するのも困りますが、当たりがなくて放流するのも辛いところ。日が落ちてからは北寄りの風となり、急激に寒くなりました。車の気温計では、平地が5℃で、峠は3℃。アオリも、いよいよ厳しい季節に突入です。

by scott1091 | 2011-12-12 00:08 | アオリスト(Aorist) | Comments(0)