週末の天気に恵まれないのはアオリも同じかぁ~?

最近の急激な冷え込みで銀杏もすっかり黄色く染まり、これから本格的な落葉シーズンを迎えます。富士山もすっかり雪化粧が整い、当地もいよいよ冬支度といった感じでしょうか?峠道は「路面凍結注意」の表示が出るようになったので、今月中にスタッドレスに履き替えておかないと、安心してアオリ釣りに行けません!

さてこの週末は表題のとおり、土曜はかなりの雨脚。おまけに日本列島を挟むように二つの低気圧が東進するため、日曜は急速に天候が回復しても強い西風が残ります。雨による水潮による食い渋りも懸念されますが、波が高くて釣りができないのでは話になりません。

土曜は強い東寄りの風なので、吹走距離が長いのでうねりが残る。日曜は強い西寄りの風で沿岸は波が立つ。まさに八方塞の天候なので、風裏を探すしかありません。風が強い日は地形の関係で風が回るので、どこに行っても風を避けられないことがよくあります。しかしこの日は風が治まるのが早かったので、良い場所を見つけられました。

潮は月齢10.3の長潮。引潮の時間帯なので、突発的な大波を警戒して釣座は少し高いところを選びました。釣り始めるとやはり風が回りますが、常に吹いているわけではないので問題はありません。いつものように1本目の竿を投入してから、2本目の竿を用意します。この間に最初の竿が当たることを期待しますが、アジがリズミカルに尾鰭を振るのみ。
f0103126_22151186.jpg

2本目を投入して、いよいよ準備万端。このタイミングを見計らうように、1本目の竿に当たりがきます。あまり大きくなさそうなので、距離を詰めてからヤエンを投入。これがちょうど500㌘。すぐに新しいアジを投入しますが、その後はしばし沈黙。ちょうど友人から電話があったので、ワカサギの釣果や渓流魚の産卵状況などの話をします。

そして電話を切ったと同時くらいに、今度は重量感のある当たりです。BB-Xがゆっくりと途切れることなく逆転するので、アジを抱いたアオリがホバリングしながら移動しているのでしょう。リールの逆転が一向に止まらないので、ここで強制的に止めてアオリを浮かせます。久々の重量感、これぞヤエンの醍醐味!emoticon-0105-wink.gif

アオリが水面付近を漂っているので、50㍍くらいでヤエンを入れます。ラインをしっかり張れる大きさなので、ヤエンはほとんど空中移動となります。そしてヤエンが水中に入ってから15秒ほどで、BB-Xの心地よい逆転音。すでにヤエンは掛かっていますが、先週ウツボでラインが根摺れしている可能性があるので無理はしません。

このアオリが1,100㌘。今季初のキロアップです。そこからはポツポツ当たりますが、前のような重量感はありません。長居をするつもりはないので、小さいアオリや長物に噛まれたアジはどんどん交換します。この間にも600~700㌘を追加しますが、徐々に左手から強い風が吹き始めます。
f0103126_22153562.jpg

竿受けから竿が外れそうなくらいの風になったので1本を手持ちに、もう1本を竿受けに固定します。アジも残り1尾なので、そろそろ引き上げたい感じです。手持ちであればアジの泳ぎを感じることはできますが、竿受けの方は竿が風で煽られるときにBB-Xが短く逆転するくらいしかわかりません。

手持ちの方に集中していると、急にアジが暴れだします。これは間違いなく近くに外敵がいる証拠。すこし誘いを入れると、アジの生命反応が一気になくなりました。アオリが抱いても、小型の場合はしばらくアジの振動が伝わってくるものですが、このようなケースはアオリが大きい証拠。一呼吸おいて、ゆっくりとBB-Xが途切れることなく逆転します。

BB-Xの逆転を止めて、竿できいてみると十分な重量感。先ほどの1,100㌘よりも大きそう。すでにアジをすっぽり抱いていると思われるので、ヤエンを入れないでしばし引っ張り合いの駆け引きを楽しみます。そしてアオリが浮いているのを確認してヤエンを投入。

横風が強いですが、ラインはハリハリなのでヤエンが空中を滑走していきます。ヤエンにライトが点いているので、昼間よりヤエンが見やすいので助かります。距離にして40㍍くらいありますが、空中を滑走するヤエンはあっという間に到達します。そしてヤエンが着水してしばし後、BB-Xの悲鳴のような逆転音とともに、水面直下をヤエンのライトが逆転音に同調するように走ります。

いつ見ても、超~エキサイティング!emoticon-0100-smile.gif
f0103126_22154581.jpg

これで勝負あり。ここで合わせを入れる人もいますが、私のヤエンはすでにアオリの腕の付根をがっちり捉えているはず。根摺れによるラインブレークがあるので、引きを楽しみながらゆっくりと寄せてきます。そしてヘッドライトに照らされると怒ったように走りますが、ヤエンは最高の場所にフッキング。大きいアオリは、獲り込んでもアジを離しません。これが今季最大の1,280㌘。

残りのアジを泳がせて、釣ったアオリを捌きます。すでに墨袋は除去してあるので、墨だらけになることはありません。ますます風が強くなり、波も立ってきたので撤収の準備に入ります。そして1本目の竿をきいてみると、な~んと居食い。大したサイズではないので、ラインがシモリに掛かっていないのを確認してヤエンを投入。

この間にもう一方の竿が景気よく逆転しますが、この当たりはウツボ。アオリを素早く取り込んでから、もう一方のラインを手で回収すると、巨大なウツボが足元まで寄ってきました。最後はウツボの歯でラインを切られて終わり。根に潜られなかったので、ラインの被害も最小限で済みました。

このままでは道具が飛ばされそうなので、手早く竿から片付けます。次にギャフ、そして竿受けやピトンなどの金具類。最後はヤエンとギャフの先端を真水で洗って、荷造りは完了。
f0103126_22155565.jpg

最後に使い終わったアジは、袋に入れてクーラーへ!
これが重要です。

アオリに餌をやる感覚で海に捨てる人が多いですが、死にアジを食ってくるのはウツボがほとんど。土地柄ウツボを食べないこともあり、アオリやタコの天敵ばかりが増えてしまうので、皆様も餌を与えないようにしましょう。

この日の釣果は7杯。サイズは400~1,280㌘で、小さいアオリにはヤエンを入れませんでした。前回、「今シーズンはキロ物が出れば御の字」と悲観的なことを書きましたが、早々にキロアップをクリアーしました。
f0103126_1114856.jpg

f0103126_22161375.jpg

この週末は、ariariさんから送って頂いたヒラスズキを堪能しました。自分で釣らない限り手に入らない超高級魚なので食べるのも初めて!しっかりした身質で癖もなく、脂もあって最高の白身。刺身、カルパッチョはもちろん、お勧めのバター焼きも最高~。カリカリになった皮がまた格別。残りは昆布締めにして、アラは塩焼きで頂きました!

ariariさん、ありがとうございました!emoticon-0139-bow.gif
f0103126_22194744.jpg

f0103126_22235529.jpg

by scott1091 | 2011-12-04 22:16 | アオリスト(Aorist) | Comments(2)

Commented by ariari at 2011-12-09 19:11 x
お疲れ様です、良いサイズのアオリゲットですね、当方面も(私ではありませんが)キロオーバーが釣れ出したようです。しかし今年は潮が良くないのかベイトの接岸が少なくアオリはもとより、ヒラスズキも良くないようです。やはりイワシの回遊が無いと海は活気が無いですねぇ。
Commented by scott1091 at 2011-12-10 10:06
ariariさん、先日はありがとうございました!

アオリはまだ2週しか行っていないので断定はできないのですが、当地はベイトフィッシュはかなり見えます。魚種はおそらくイワシで、今年のタチウオが好調だった大きな要因ではないかと思っています。

これから寒くなるキビナゴの存在が重要になりますが、目下のところこちらは確認できておりません。たまたまこの時期としては大きいサイズが釣れましたが、平均サイズはやはり昨年よりもだいぶ小さい感じですよ~。