天気のサイクルは変えられません・・・

<週末の雨・・・、何とかしてほしい!>

秋の天気は7日間のサイクルが多く、5日晴れて2日崩れるパターン。したがって一度この2日に週末が当たると、このサイクルはなかなか変わりません。先週の引き続き、今週も週末は雨の予報。しかも近畿、東海、関東甲信地方はいずれも大雨が予想されています。このままこのサイクルが続くと、週末と祝日限定の鮎師は、11月3日くらいしか天気に恵まれそうにありません。emoticon-0107-sweating.gif

終わりが見えているこの時期に、2週続けて竿出しできないなんて我慢できない!そんな方々がひっそりと平日釣行されているようですが、私は残念ながら休めません。したがってこの週末は雨が降ろうが槍が降ろうが出陣。そう絶対に行くのだぁ~、というような勢いです。

この週末は雨が降ることは間違いないので、濁りがどの程度入るかがポイントです。最近はすっかり日の出が遅くなったので、家を出るのもだいぶ遅くなりました。基本的に鮎釣りをしている間は半袖半ズボンなので、家を出た瞬間にその日の気温がわかります。寒いと感じなければ20℃以上。この日はまさにそんな朝の気温。この時点ではまだ小雨だったので、もっと早く出発するべきでした・・・。emoticon-0120-doh.gif
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川に到着するとすでにかなり降っているので、屋根のある場所で着替えます。そしてオトリを買いに行く頃にはすでに本降り。こんな日に釣りをする物好きは少ないので、オトリ店主が濡れないよう自分でオトリを生簀から掬います。この日使う竿は「征龍竿+標準チューブラー」。今年の狩野川では最高の竿でしょう。emoticon-0105-wink.gif

ウエーダーに撥水性ドライシャツ。ベストにカッパを着てスタートしますが、この日はぜんぜん寒くありません。すぐに前当たりがあったのでその場所を攻めますが、掛からないので似たようなポイントにオトリを誘導します。そして水面下に閃光が走った瞬間、目印がカミに飛びます。これを慎重に獲り込んで、まずは天然のメスのオトリに交換。

一時目印が見えないくらい暗くなり、少し明るくなったと思ったら今度は滝のような雨。こうなると強い濁りが入り、ゴミが大量に流下してくるのは時間の問題です。時間的な猶予は1時間くらいと思われるので、勝負の早いポイントから鮎を抜いていきます。そして流れが茶色くなるまでに何とか8尾。水位は20㌢近く上がり、ゴミの流下も半端ではなくなったので、ここで川から上がります。
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時折空が明るくなり、薄日が見え隠れする感じなので雨は止みそうです。上流域の空も明るいので、待っていれば竿が出せそうな感じなので待機します。

そしてゴミの流下が落ち着いてから釣りを再開。水位はまだ15㌢くらい高く、水色は褐色系の笹濁り。一度鮎が弛みに退避したのか、濁りがひどい間も同じ場所で石垢を食み続けていたかで、攻める場所が変わってきます。 しかしこの日はオスとメスの掛かる場所の違いもあり、決定的なパターンを掴めないまま5尾追加して13尾で終了。午後の4尾のバレが悔やまれます。emoticon-0106-crying.gif

このまま雨が降らなければ、翌日の日曜は良い条件になりそうです。しかし上流方面は、先週と同じくかなり怪しい雲行き。雨が降らないことを祈りますが、夜間もショボ雨が降ったり止んだり。そして翌日起きてすぐに水位を確認すると、前日の夕方よりも下がっています。勇んで家を出発しますが、オトリ店到着はいつもの定時。すでにマルパパさん御一行も到着しておりました。
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<祈りが通じたのか、最高の鮎釣り日和に!>

しかし先週末で懲りたのか、この日の釣り人はかなり少なめ。相変わらず日釣り券の人が多いので、狩野川銀座に人が集中します。私はマルパパさん御一行や常連さんに場所を譲って、混雑を避けてマイナーな場所に入りました。水位は平水より10㌢高、朝方は少し濁りがありましたが、時間とともに澄んできます。この時期の雨は少量でも鮎が動くきっかけとなるため、先週土曜のイメージをリセットしなければなりません。

同じ狩野川でもこの時期は、その日の水位、そして石色から釣りを組み立てます。しかし最初の1尾は、どうしても実績のある場所に直行してしまうもの。この日の私がまさにそのパターンでしたが、いつも必ず獲れる場所で掛かりません。しかも前当たりもまったくなし・・・。ここで冷静に川を見渡すと、自分が歩いてきた場所に魅力的な流れがありました。この日の竿は前日と同じく「征龍竿+標準チューブラー」です。
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ここからしっかりとパターンを掴みます。掛かる鮎は一回り小さくなりましたが、オスも若くて掛かる速度は雌雄の差をあまり感じません。この日はウエーダーに撥水性ドライシャツ1枚にベストですが、暑くもなく寒くもなくとても快適。昼までは時折日が射す曇天ながら、午後からは快晴になりました。昼食に戻るまでの釣果は23尾。約1時間のランチタイムを挟んで、午後の部を開始します。

少し場所をずらして午前と同じパターンで釣りますが、これがあまり掛かりません。同じようなポイントを選んでいるのですが・・・。再び午前中の場所に戻って確認すると、先ほどまで見えていた鮎が見えません。水位が徐々に下がってきているのが、影響しているのでしょうか?emoticon-0124-worried.gif
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ここで狙うポイントを変えて、水深のあるトロ瀬に絞ります。右岸と左岸から見る石色は違って見えるので、まずは両岸から確認し、いつもは右岸から竿を出す場所を、あえて左岸から釣ります。これはいつもオトリを送り出すときに掛かる右岸手前の筋が、この日の午後は掛からなかったのと、左岸からの方が深いところの底石を見やすいからです。

水深がある場所は、最初の1尾を掛けるまで時間を要することが多いので腹を括ります。鮎は見えませんが、石色はすこぶる良いので、オトリが変われば何とかなりそう。そしてその狙いは的中し、午前中ほどのペースではないものの、一回り大きい鮎が掛かりました。この日の釣果は、ちょうど40尾釣ったところで終了。時間的には16時少し前でしたが、竿を畳みます。
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私が秋の鮎釣りが好きなのは、夏の喧騒とは違った静かな雰囲気。川面を照らす秋色の陽光と水の透明度。そして通いなれた川でも、めまぐるしくパターンが変わるからです。先週良くても、この週末はぜんぜん釣れないというのは当たり前。そして初めていく河川のように、自分の川見が問われるので常に新鮮味があるのです。

昔「つり人」に掲載されていた「晩秋の狩野川」の写真(*)を、今でもはっきりと覚えています。当時この川がホームグランドになるとは思っていませんでしたが、そのときの衝撃が少なからず影響しているのかもしれませんね!

私の鮎釣りも、いよいよ残すところ2週となりました。
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(*)夕暮れの残照の中、ススキ越しに釣る鮎師。そのシーンが強烈で、鮎師が誰だったのか記憶がありません。おそらく古川トンボ氏だったのか?まだ引き抜きではなく、寄せて獲り込む時代の話です。
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↑メスを並べてみましたが4割くらいでした

by scott1091 | 2011-10-23 20:27 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(0)