まだ、石垢がついてませんがなぁ~

台風15号の増水から1週間半が過ぎました。まったくの白川という人あり、かなり垢が付いたという人あり。狩野川の状態は「本当はどーなのよ~」と思っている方も多いはずです。私もまったく同じ気持ちなので、自分の目で確かめるため竿を出してきました。039.gif
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浮き石には葦やゴミが…

この日は「松ヶ瀬(雲金橋~宮田橋)」と「城山(大仁橋~神島橋)」で大会が開催されていたので、この場所を除いて、大見川も含めて確認してきました。その結果は、ほとんどの場所がまだ石垢がない白川です。もちろん釣果が出ている「松ヶ瀬」と「牧野郷~松下」は垢付きが早いことで知られていますが、友人の話ではそれでも垢付きはかなり疎らとのことです。

こんな状況なのでこれらの場所に人が集中していますが、どこでも厄介なのがゴミ。気合を入れて流芯を調査しましたが、立っている石にはほぼ100%葦やゴミが引っかかっています。これではオトリを泳がせたり引けば、間違いなく根掛かりするでしょう。せっかくなので少し川を掃除してきましたが、これだけでも死んだオトリを2尾回収したので、川にはすごい数のオトリが沈んでいると思われます。002.gif
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↑最初の鮎が26㌢の♀

今回の台風15号では、予想以上に石が動いています。特に浮石が多かった瀬は、まったく様相が変わっている場所もあります。そのような場所は川にあった石は転がることにより表面が削られ、また陸にあった石が底石になっている場所も多いです。このような状態の石に垢が付くのは、盛期であっても時間が掛かります。ましてやこの時期の太陽光と日照時間では、推して知るべしでしょう。

それとこの2年間伸び放題だった川原の草木が、ほとんど一掃されました。今まで背丈以上あって歩くことができなかった川原は、すっかり流されてどこも見晴らしが良くなっています。そしてこれらの膨大な草木の一部が、底石に引っかかっているわけです。おそらく釣り人が撤去しない限り、今シーズン腐ることはありません。しかもがっちり石に噛んでいるので、ちょっとやそっとじゃ外れないぞ~!008.gif

現在の狩野川は、こんな状況です。
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↑今季最大27.5㌢♂

私は例年10月からウエーダーを履くのですが、日曜はもちろんウエットです。どっちみち浸水するなら、ウエットの方が気持ちよく入れます。次の三連休に釣行を予定している人は、寒くてもウエットにしないとオトリが回収できません。しかし寒くなると体の動きが悪くなるので、絶対に無理は禁物です。特に根掛かりする場所は浮石が多いので、足を挟まれて転んだりすると水圧で起き上がれません。くれぐれも注意してください。

さてこの日最初に入った場所は完全な白川ですが、鮎が増水中に止まることができたと思われる場所を狙います。ここは大きな岩が流れを分けているので、そのシモ側の流れは緩い。しかしそこを釣るためには、かなりきつい瀬に立ち込まなければなりません。
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心持ち黒く見える石もありますが、それが石の色なのか垢付きなのか判断できません。立ち寄ったオトリ店はこの週末は仕入れなかったとのことで、2尾ともオスで1尾は少し色が出ています。この場所ではメスのオトリを使わないとかなり厳しいですが、こればかりは仕方がありません。

すぐに掛かるとは思えないので、オトリを弱らせないように四畳半くらいの場所をゼロオバセ気味で泳がせます。ラインやオトリに鮎が接触する感触があるので、それなりに鮎は溜まっている感じなのでここで粘ります。そして20分後、目の覚めるような当たり。一番黒く見えていた大石には、多少垢が付いていたのでしょう。この四畳半から鮎が出てしまうと流芯に乗ってしまうので、しっかり竿を絞ります。006.gif
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久々の掛かり鮎の感触ですが、思ったよりも大きそう。そして抜けてきたのが26㌢のメス。20分間で根掛かりするような障害物はないのは確認しているので、そのメスをオトリにします。これで少なくともオスは掛かるはず。そしてすぐに掛かりどころの悪い当たり。しっかりハリ立ちさせようと少し間を置きますが、これは残念ながら外れてしまいました。

そして次の当たりは、メスに擦り寄ってくるような感触。この手の当たりは大きいことが多いので、底流れに入れた状態でしっかりカミに引き上げてから竿を立てます。オトリも大きいので、なかなか抜けなかったこの鮎は24センチのオス。このオスをオトリにすると、やっぱり掛かりません。
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泳ぎが悪いのでもう1尾の養殖に変えると、前回よりさらに小さな当たり。オトリが小さいのでこれは余裕と竿を立てると、一気に流芯に乗ってしまいました。白川なので滑ることはないので、走って追いかけます。強引にやるとハリが伸びてしまいそうなので、やんわり抜くと今季最大の27.5㌢のオス。尾鰭の傷は、台風の増水によるものでしょう。

たまたま成熟が進んだ鮎が溜まっていたので、垢がないのに大きな鮎ばかり効率よく釣ることができました。午前3時間の釣果は6尾。午後は新垢が期待できる場所に移動します。まずは凄いゴミなので、昼食前に一通り掃除をします。そしてゆっくり食事してから午後の部開始。
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↑モクズガニ(ずがに)を頂きました!

ここで残り垢がある分流を発見しますが、やはり掛かる鮎が小さい。午前とは比較にならないサイズなので、先ほど掃除した厚い流芯を探ります。ここで狙い通り23㌢のメス。これをオトリにでかいオスを狙いますが、まったく反応がありません。

ある程度探ったところに年配の方が「蟹籠」を上げにきたので、籠を上げるのと入れるのを手伝いをしました。川に入らなくて済んだということで、お礼にモクズガニを3杯頂きました。しかし曳舟に入れておくと鮎が悲惨なことになるので、2時間ばかりで午後の部は終了です。

最終的な釣果は11尾。
根掛かりによるロストや仕掛けのトラブルはゼロ。
使った竿は「征龍竿EM+標準チューブラー」。

増水後の川岸には生活ゴミが沢山見られますが、今回は珍品が!ボロボロなので普通は気付かないものですが、引っかかり具合がまるで・・・。これがあった場所は、サイズが小さいながら「プチ入れ掛かりP」でしたぁ~!003.gif
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by scott1091 | 2011-10-02 20:36 | 鮎釣り/狩野川他 | Comments(10)

Commented by マルパパ at 2011-10-03 21:37 x
TOMOさん こんばんは
まさにその通りで泳がすとすぐに根掛りです。下流部は予想以上にスゴイ状況ですが、上流部はそれほどでも有りませんでした。アカが付くのが楽しみですね。私はだいぶ前からウエーダーです。冷えると足が攣るので重宝していますが、行動範囲も狭く動きも鈍くなっているようです。TOMOさんの行動力うらやましいです。今週末は気合入れて行きますので宜しくお願いします。
Commented by そーさん at 2011-10-03 22:36 x
しかし!何時もデカイ。。。。しかも未だ若そうな鮎ですね 北陸は水温が一気に下がり鮎も急速に抱卵が進みました。
  セクシーなゴミは色々と創造してしまって;;;;それが良い誘いになったりして:::::::: 女性用で良かったですね(^u^)~
 そろそろ アオリにチェンジかな::::: 富山の高〇さんはアオリにどっぷり浸かってます。
 お互い若くないので ”冷え”には十分配慮しましょうね!!!

  
Commented by ヘルニア at 2011-10-03 23:22 x
TOMOさん こんばんは~ ご無沙汰しております

なんか・・・スケスケ・パ〇ツ  
TOMOさんのブログには、不釣合いな感じですね~・・・ハハハ

26㌢に 27.5㌢ それにしても大きい!
元気なチビ鮎を想像していましたが、まだまだ大鮎ですか~
垢付きを楽しみにしています 

 


Commented by flymoto at 2011-10-04 19:35
台風あのと狩野川は根こそぎ流されたアシが排除しようにも手ごわいぐらにがっつり!ありました^^;根こそぎ流されたアシって石の周辺だけではなくビローンと長いんですよね、こいつがまた手ごわいんですよね。。。。ハァ・・・
Commented by scott1091 at 2011-10-04 21:17
マルパパさん、こんばんは!

今週も明日から天気が悪くなるので、この三連休も上~中流部は垢付が進まないかもしれませんよ~。垢が付かないと若い鮎が掛かりませんから、どうしてもメスのオトリでオスを掛けるような釣りになってしまいます。今度の週末もゴミと格闘でしょうか?

この時期になると風が冷たいので、上半身が濡れると震えが止まらなくなります。じっとしていると体が硬直してしまうので、自家発電ならぬ自己発熱のために動いているようなもの。私も足が攣らないように、釣りながら定期的にストレッチしています。私もマルパパさんと似たようなものなんです!(笑)
Commented by scott1091 at 2011-10-04 21:20
そーさん、こんばんは!
先日は高〇さんへのメール転送ありがとうございました。

そーさんの場合は、「鮎」と「イカ」、『バトミントン』と『飲み会』、「仕事」と「徹マン」のダブルヘッダーは当たり前。おまけに午前様で帰ってから、鮎を捌いたりイカを真空パックしたり、ブログを携帯でアップしたりのトリプルヘッダー。いったい、いつ寝ているのか不思議でなりません。

私がこんな状態で川に入ったら、つまらないところで躓いて竿を折るのが関の山でしょう。恐るべし、そーさんです!もちろん女性用でなければ、そのままスルーでしょう。この手の物は、実際の持ち主を見るとがっかりするものなので、想像している方が夢がありますよね!(笑)
Commented by scott1091 at 2011-10-04 21:23
ヘルニアさん、お久しぶりです。

仕事が、滅茶苦茶忙しいのではありませんか?台風15号は直撃だったこともあり、久々の大増水でした。びっくりするくらい高いところにゴミが引っかかっていますし、ヘルニアさんの好きなポイントも様変わりしています。

今回は偶然大きな鮎の溜まり場に当たったのでしょう。台風以降は15~21㌢が主体で、最大でも23㌢くらいまでなのでご安心を~。これから垢付きが進むと若い魚が掛かるようになるので、平均サイズは小さくなると思われます。しかし鮎の成熟は早いので、5月に遡上したビリ以外は、例年より早く落ちるかもしれませんね!
Commented by scott1091 at 2011-10-04 21:24
flymotoさん、こんばんは!

石に引っ掛かっている葦は、ちょっとやそっとでは外れません。おまけに腐りにくいので、来年の春まではこのままでしょう。根掛かりするのが前提で釣らないと、オトリは元より仕掛けが何セットあっても足りませ~ん。

回収できる場所だけを釣るか、完全な止め泳がせをするか。私は後者ですが、実はかなり難しいテクニックなんですよね、元気なオトリのときには!(笑)
Commented by ariari at 2011-10-05 13:17 x
お疲れ様です、ズガニですか?そろそろメスに内子が入って美味しいシーズンですね、上海蟹と近縁種?なのかほぼ同じ味がします(これまた昔取ってバイトにしてました(笑い))。さて私は昨日鯛釣りがてら、アオリのリサーチ行ってきました、小型が多いですが、昨年よりアオリの数は多いような気がします。もう少し川で遊ばれるようですね、海に復帰された頃はもう少し大きなアオリがリールのドラグを鳴らしてくれる事でしょう。
Commented by scott1091 at 2011-10-05 21:46
ariariさん、こんばんは!

モクズガニはまさに上海蟹の同属異種。上海蟹の標準和名はチュウゴクモクズガニです。産地による味の違いはあるでしょうが、味で種類を識別するのは困難だと思います。やっぱりこちらも漁師してましたか・・・。(笑)

モクズガニもアユカケと同じように産卵は沿岸域。この時期になると徐々に河口に向かって降りるため、カゴやもじりで獲れるようになるのはご存知のとおりです。アユ、ウナギ、モクズガニ、アユカケは全て海から遡上するので、いずれも天然が多く生息していることは、川の環境がまだ健全に保たれている目安になります!

昨年よりもアオリが釣れるようなら、ストッカーの増強を検討しなければ・・・。しかし私は活アジを使うので、小型に食い散らかされるより、大きいのがほどほど釣れるのがベストです。(笑)