釣る前に撮れ!走られる前に撮れ?

今回の記事は、意味不明のタイトルでスタートしましょう。001.gif
今週はかつてから計画していた釣行です。

まず初日は「タラの芽」採り。今年は季節が遅いのでこの週を選んだのですが、まさに狙い通りの食べごろサイズ。これだけ大きな芽が出る木はやはり大きいので、木を傷めないように採取します。初芽なので立ち枯れしてしまう心配はありませんが、私は必ずいくつかの芽を残すようにしています。

さてこの日に調査に入った沢は、思ったほど資源量が回復していませんでした。昨年よりも状況が悪くなったのは、沢筋が割れて流れが貧弱になってしまったことが主因と思われます。反面で釣りの趣に欠ける流れとなったので、人為的なプレッシャーが軽減されることが期待されます。今年の秋から冬にかけて水量が多く、繁殖が成功することを祈りましょう。
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翌日は、かねてからこの季節に調査に入りたいと思っていた沢を目指します。「忘れ去られた沢」と言ったら少し大袈裟でしょうか?魚の数と大きさを正確に把握するべく、いる魚は全て目視ないし捕獲して確認します。この沢はイワナが非常に見えにくいので、とても苦労します。

まだ季節的に早いのか、流れのある場所よりも止水に近いところにいることが多く、久々に底からゆっくり浮いてきて、「ふか~ふか~、ばっくー」 みたいな釣りとなりました。そして気温の上昇とともに、流芯に定位してライズを繰り返す魚も増えてきます。006.gif
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私のカメラ「GX200」は光学ズームで72mmまでしかないので、 目で見えても魚を撮影することは難しい。それでも見えやすい魚は、「釣る前に撮れ」ということで撮影してみました。

今回掲載した写真は、そんな中のベストショットです。これ以上近づくと「走られる」ので、この大きさが限界です。どこに魚がいるかわからないという方のために、同じ写真をズームしたものを2枚掲載しました。

フライをする人はわかると思いますが、この手の場所にいる魚は少しやっかいです。それは定位している水深はあまり流速がないのに、水面は流れが絞られてかなり速いからです。おまけにリーダーを乗せる流れが左右にないので、瞬時にフライを喰わせないと、リーダーが落ち込みに吸い込まれてしまいます。008.gif
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このような場所で多い失敗例は、魚がフライを咥えようとした瞬間にドラッグが掛かりSpookないしGone。もう一つのパターンは、流れるフライが早すぎて、追い喰いしようとした魚が下流を向くことによって気づかれるか、深追いした魚が下の段に落ちてしまうケースです。

どのように攻めるかは皆様にお任せして、釣り上げた魚は下の写真です。尾鰭が発達して、まずまずのプロポーション。コンディションも悪くありません。この沢はサイズ的には特別大きな魚はいませんでしたが、久々にこれぞ「イワナ釣り」という一日を満喫しました。003.gif
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いよいよ狩野川解禁まで、残すところ2週となりました。5月1日の有田川の解禁により、にわかに鮎釣りモードに突入される人も多いのではないでしょうか?私は鮎の準備はまったくしておりませんが、遠征でなければ1時間あれば二日分のハリ巻きは可能なので、問題はないでしょう。

今年は解禁からプロトをテストする予定です!

by scott1091 | 2011-05-08 20:35 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(10)

Commented by futoharisu at 2011-05-09 20:37
ご無沙汰しています。
連休中、フライ&テンカラに挑戦しました。
結果は全くダメでしたが、フライのおもしろさが理解できたように感じます。って、単に「おもしろいゾッ」って思いました。
昔、少しだけ囓った事もあり、帰宅してからバイスやマテリアルを引っ張り出し、パラシュートとニンフを巻いちゃったりして・・・(笑)
鮎の掛け針を巻くのが先だと解ってるんですが、ちょいと楽しんじゃいました。
Commented by at 2011-05-09 21:18 x
最近絶不調です、タラの芽 うらやましい。
海に着く前に、山に入り山菜取りが正解?
海水温は相変わらず15度後半で、まだ大型アオリの接岸は先のような気がします。
Commented by ariari at 2011-05-10 11:56 x
もうアユシーズンですね、そろそろ私も心の準備しないとダメですねぇ。今年はウエットを新調しようと思いますがアユ用は高価ですのでサーフィン用のを試してみようと思います、はたしてどうなんでしょう?
Commented by scott1091 at 2011-05-10 20:36
太ハリスさん、お久しぶりです!

すでにお気づきのとおり、山岳渓流では「エルクヘアーカディス」があればシーズン通して釣りができます。しかし厳密にはマッチザハッチの釣りも存在し、その効力はやはり大きいです。里川との違いは山岳渓流はサイト・フィッシングがメーンとなるため、限りなくハンティングに近くなることでしょうかね!

せっかくですからこれを機会に、どっぷりフライの世界にはまってくださいませ!最近はCDCなどのパターンが多くなりましたが、沢田さんの本に出てくるようなクラシカルパターンも効果があります。「ランズパティキュラ」のボディに使う「ロードアイランドレッド・ハックルケープ」などは、常時在庫しているのは国分寺のお店ぐらいしかないかもしれませんね!
Commented by scott1091 at 2011-05-10 20:37
nさん、こんばんは!

この時期に低調なのは、例年のパターンでは?もう少しすると黒潮の勢いが増して、一気に海水温が上昇するので、そうなったら本格的な親イカシーズンの到来でしょう。

いつも思うのですが、渓流解禁(3月1日)から鮎解禁(5月21日)までの間は、毎年あまり良い評判を聞きません。これは気温の上昇のわりに海水温が上昇しないため、釣り人は活性化しているのに、アオリはまだ冬の状態にあるためのギャップではないかと思うのですが、いかがでしょう?

きっと時期になれば、今年も3㌔アップが釣れます!
くれぐれも気をつけて釣行してください。
Commented by scott1091 at 2011-05-10 20:38
ariariさん、こんばんは。

最近は釣具メーカーでもウエット上着(ボレロ)のオーダーがありますが、かつてはサーフィン・ダイビング用のオーダーメイド店で作りました。「硬派」などのフンドシ付き(股掛け付ジャケット)は、足が短いのが一目瞭然ですから・・・。(笑)

現在の釣具メーカーのオーダーメイドも、ほとんどこの手の店に外注しているはずです。裏地が銀色の「リペルサーモ」などは、鮎タイツよりも早くからサーフィンで採用されていました。

こんな感じなのでサーフィン用でまったく問題ありませんが、「膝・脛パット」がしっかりしたものを選んだほうが良いと思います。
Commented by ヘルニア at 2011-05-10 23:59 x
こんばんは~ ご無沙汰しております。

綺麗な写真 特に ふらっ~ としている 岩魚君? ですか
こんなに 気を抜いている様な写真が、撮れるのですね~ビックリです

大増水の矢熊から もう半年 本当に早いですね~
そろそろ鮎解禁の話もチラホラして来ましたが、
もう少し海で頑張ってみます 

今年もご迷惑ですが、宜しくお願いしますね~ 
Commented by きゃぷてん♪ at 2011-05-11 21:51 x
贅沢なタラの芽、いいですね~。さぁ、今年の鮎も解禁かと思いきや今度はタイフ~ンですね。持ち越しになりそうですわ。出鼻をくじかれまくって悶々としていますが、今年は勝負の一年にしますよ~♪
Commented by scott1091 at 2011-05-11 22:03
ヘルニアさん、こんばんは。

私は山岳渓流ではほとんどサイト・フィッシングなので、この手の魚は沢山見えます。しかしカメラで写すとなると、光量や背景の色など制約が多いです。今回のイワナは、デジイチを使えば雑誌に掲載できるような写真が撮れたと思います。

関西方面の方は、昨年良かった付知川の解禁にターゲットを合わせている人が多いようですが、ヘルニアさんの解禁はもう少し先ですね!磯の最後の追い込み、頑張ってください。こちらこそ、今年もよろしくお願い致します。
Commented by scott1091 at 2011-05-12 22:32
よっちきさん、こんばんは。

去年も「タラの芽」にコメント頂きましたね~。大好物なので春先に栽培物も買いますが、やっぱり太さが違うので天然物にはかないません。来年はお子さんと一緒に、正しい山菜採りをお願いしますよ~。(笑)

すでに有田と日高が解禁となっているので、西日本方面の方々は鮎釣りモードに突入ですね。しかし鮎解禁は普通6月1日なので、悶々とする必要なんてありませんよー。今年も頑張ってください!