風薫る季節!

f0103126_10371633.jpg

今年の黄金週間は、2日と6日を休んだら10連休となります。メーカーや工場であれば例年なら連休なのでしょうが、今年は東日本大震災の影響で企業によって対応が異なるようです。被災工場の生産分を補うためだったり、夏場に予定されている計画停電を見込んで、この時期に工場をフル稼動しておきたいという企業もあるでしょう。

カレンダーどおりの休みであれば、今年の黄金週間は前半(3日)と後半(3日)、そして普通の週末(2日)の三つに分割されます。今回の記事はその前半。混雑を避けるためにいつもより早めに出発しましたが、拍子抜けするくらい車が少なかったです。
f0103126_10374940.jpg

初日は妻と一緒に午前中釣りをして、午後から山菜採りをする予定でしたが、目当てのワラビは空振りに終わり、ほぼ終日釣りをすることになりました。例年は道路が観光客で混雑して釣り人がいないのですが、今年はまったくその逆です。

妻と一緒なので、なるべく人と重ならない場所を探して入渓します。山々の青葉が眩しく、流れが放つ光は初夏を感じます。光の濃淡が激しいので、撮影には難しい条件ですが、妻のカメラの練習も兼ねて一緒に遡行します。
f0103126_10381893.jpg

妻は釣りをしませんが、私がどこにフライを投げるか見当がつくようになったので、フライに出る魚を観察することができます。今回はフライに出る魚の撮影にトライしましたが、堰堤のフラットな流れで1枚だけ決定的なショットが撮れました。もともとのサイズで見ると、朱色の尾鰭がわずかに確認できます。

昼食後は少し山歩きをしてから沢を変えます。この日は暑いくらいのピーカンなので、すでに他の釣人はおりません。すでに朝から人が入っているので、高い場所から浮いている魚を探します。そしてまずまずのサイズを発見。慎重に回り込んでポジションを決めます。
f0103126_10384074.jpg

魚を観察すると、流芯のフィーディング・レーンに乗っている魚が1尾。そしてそのシモに広範囲に動き回るやっかいな魚がもう1尾います。流芯の魚にフライを投げればシモの魚が走るので、やっかいな魚から釣らないといけません。

水面がかなりフラットなので、フライを長く見せたら必ず見切られます。この手の魚はスレていることが多いので、鼻面ぎりぎりにフライを投げて、瞬時に喰わせるのが一番可能性が高い。この方法で結果を出してまずは1尾。サイズ的には流芯の魚と同じくらい。
f0103126_17585872.jpg

そして次は比較的イージーな流芯の魚です。浮いている餌を食べているわけではありませんが、1投目ですぐに反応すると思いましたがまさかのパス。そして2投目で反応するも、予想以上に出方が荒く、痛恨の空振り。当然ながら2回出るわけもなく、この日はこれにて終了です。

翌日は一人なので、気の向くままの釣行です。この日も例年とは比べ物にならないくらい人の出が少ない。ここまでくると自粛ムードというよりも、増税や年金問題など、将来が見えない不安に対する自己防衛(節約)という感じかもしれません。
f0103126_10385162.jpg

こんな感じなので、渋滞に巻き込まれることもなくスイ、スイ、スィ~。釣り人の車がないエリアを探して、釣れても釣れなくてもそこから入渓します。この日も午後から天気が崩れる予報ですが、午前中は昨日同様に初夏を思わせる陽気。新緑のトンネルを抜けながら、マイナス・イオンが充満している沢を歩きます。

大場所が多くフライに反応する魚は少ないですが、釣れるとまずまずのサイズです。大きな巻き返しは、泡と落ちた花弁などでフライがよく見えませんが、そんな場所でほとんど波紋を出さずにフライを吸い込んだ主は、本流育ちのような体高。エゴに潜るのを必死に耐えると、2番の竿がバットから曲がりました。
f0103126_10391148.jpg

↑谷で釣れた魚

他の釣り人が入った場所まで距離がありませんでしたが、この1尾で最高の満足感です。そこから脱渓して、自分が入った場所からさらに下流に入り直します。ここでもびっくりするような体高の魚が出て、気持ちよくこの日の1部は終了です。

天気が崩れるので、2部は本流でイブニング・ライズ。しかし待てど暮らせどライズが起こりません。ライズ待ちの人がかなりおりますが、私はず~と待っているのが超ー苦手。例年必ずライズが起こる18時まで、まだかなりの時間があるので、久々にニンフの釣りをしました。
f0103126_10392269.jpg

↑同じく谷で釣れた魚

短い区間を釣り上がって、ほぼ同じサイズを2尾。本流は流れもあって魚の引きは最高ですが、使っている竿が4番。谷は水量は少ないものの2番で、しかもランディング・ネットを持って行かないので、この日の緊張感はやっぱり1部の方に軍配あり。

ということでイブニング・ライズは人に譲って、明るい内にベランダでプシュ!006.gif

翌日は雨だったので、来シーズン用のフライを巻いて、黄金週間の前半は終了です。
f0103126_10393368.jpg

↑本流で釣れた魚

by scott1091 | 2011-05-01 10:39 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

Commented by ariari at 2011-05-04 00:06 x
お疲れ様です、アマゴも一雨ごとにコンディションが良くなっていくのが伺えますね、同じサイズでも重さはかなり違うのではないでしょうか?私は飽きもせずヒラスズキに行ってます、3本、5本と来たので、今度は7本??と鼻息荒く行きましたが、アタリ一回のみ、しかもかなりのランカークラスでヤットコ寄せて目が合ったとたん疾走、ガッチリ針が掛かっていたのを確認ずみだったのでドラグ閉めこんだら痛恨のバラシ。。。何で???てな感じでルアー回収したらば、なんとスプリットリングが伸びてました!う~ン、参りました。結局ボウズでしたが、ますますしびれる魚です、まさに釣れなくても良し!、釣れれば尚良し!!ヒラスズキ迷宮です。
Commented by scott1091 at 2011-05-05 08:00
ariariさん、おはようございます!

ご指摘のとおり、今がまさに渓魚にとって最高の季節。冬を生き残った魚が盛んにライズする姿を見ると、まさに生を謳歌している感じで、こちらも嬉しくなります!

コンディションの上昇とともにスレた魚も多くなり、見つけてもフライを投げることもできない魚が増えてくるのもこの季節。ヒラキから魚雷のように走っていく勢いは、3月の魚とはスピードが違います。しかしそんな条件で釣った魚は、サイズに関係なく格別ですね~。

ヒラ迷宮ですか…。あのメタリックな魚体とトルクのある引きを一度味わったら、その虜になること間違いなし。すでに鮎が解禁となった河川もありますが、ariariさんはスイッチが入らないでしょう(笑)。ジグで青物を狙う人達は、スプリットリングにはとても気を使うそうです。ルアーに付いているものは品質がわからないので、事前に交換したほうが良いようですよ!