「シザース」と「ハックル・プライヤー」
ハックル・プライヤーは譲って頂いたものではなく、その方のものがとても使い勝手がよかったので、清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入しました。当時のハックル・プライヤーは、高額なものでもそのままでは先の合わせがあまいので、丁寧にヤスリで先端を揃えて、私はさらに削った箇所が錆びないよう、表面を火であぶって酸化加工(黒錆び)をしました。(←中学校の頃、理科の実験でやりましたよね!)。
シザースは、最初の頃はお金を出せば同じものが手に入ると思っていたので、ワイヤーなども歯の奥で切っておりました。しかし、社会人になって同じものを購入しようと探したところ、結局見つからずそれ以降は金属類はまったく切っておりません。ハックル・プライヤーは、現在は良いものが沢山売られており、いくつか持っておりますが、小さなフライを巻くときのハックルへのテンションの限界は、今でもこれが一番感覚的につかみやすいです。
今までこれ以上に手に馴染むものに巡り合うことはありませんでしたので、この二つは私のFlyfishing lifeにおいて、絶対になくてはならない存在となっています。
by scott1091 | 2006-04-02 16:52 | Tying tools | Comments(0)