強風を通り越して爆風。はたして釣果は?

「冬至日」といえば「ゆず湯」に「かぼちゃ」。
古くから続く日本の伝統を受け継いでいきたいですね!


さてせっかくの祝日と週末なのに、北極振動により強い寒気が南下。冬型の気圧配置が強まって、この冬一番の冷え込みと大荒れの天気となりました。東日本から西日本にかけては、23日はこの時期としては暖かかったですが、午後からは風が強まります。

何とかこの日だけでも釣りができればという思いで出動です。沖ではすでに風が吹いているのか、南西のうねりがあります。潮は月齢17.4の中潮で、満潮時間も悪くありません。釣り場についた時点ではほとんど風がありませんが、これから西風が吹くのを前提に場所を選択します。
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まずはピトンを打って準備を進めていくと、なんとギャフを忘れてきたことが発覚。せっかく出した「玉ノ柄」を竿ケースにしまってから、ヤエンを直接持ってハンドランディングする場所と手順を確認します。幸い満潮時間に近いので何とかいけそう。700㌘くらいであれば、ラインを持ってあげることもできますし…。emoticon-0107-sweating.gif

まずは竿1本で潮の流れを確認し、もう一方のピトンの位置を修正してから2本目を投入。この頃から徐々に西風が強まります。気圧配置からして、吹き始めたら納まるような西風ではありません。そしてあっというまに強風から爆風へ。うねりもしだいに大きくなり、ピトンを打った場所に飛沫があがります。もはや竿を、2本管理できるような状況ではありません。
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風で竿が煽られまくって、一定のテンションでヤエンを送るのが困難な状況ですが、まずは手堅く400㌘。続いて600㌘、800㌘とサイズアップ。アオリが大きいほどラインを張りやすいので、徐々に大きくなるのは助かります。波がどんどん高くなりますが、アジを抱いたアオリは海面付近に浮いています。波の上下でラインが張ったり緩んだりするので、このリズムを読みながらヤエンを送ります。

順調にサイズアップしていきますが、これ以上のサイズはラインを持っては獲り込めません。うねりがどんどん大きくなるので、ハンドランディングはかなり厳しい状況になってきました。やっと出てきた月の光により、大きく波だった海面が照らし出されます。沖は予想以上に荒れており、ヘッドライトは空気中に漂う飛沫を浮きただせます。
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こんな状況ですが、定期的にアオリが乗ってきます。次に何とかハンドランディングしたのが1,000㌘。次はいよいよ1,200㌘かと期待していると、荒れた海をものともしないようなトルクのある当たりです。竿で聞いてみると、今までのアオリとはまったく重量感が違います。風で竿が煽られるので思い切って竿を絞りますが、離されるというよりもまったく寄ってきません。根掛りのような状況ですが、ラインの角度からしてアオリは海面付近。波に漂いながら上下して引かれるときの重さが違います。

かなりの距離がありますが、アオリが浮いているのでヤエンを投入します。月夜はヤエンの灯りにあまりナーバスにならないので、なるべく遠くでも見えるように光軸を広げておきます。これだけラインがハリハリだと、普通ならヤエンは一気に空中を滑走していきますが、強い横風で振られます。掛ったのは、距離にして50㍍くらいのところでしょうか。その1回のストロークの長さから、今季最大であることは間違いなし。
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波の周期を読みながらポンピングで寄せますが、風の影響もあってなかなか寄ってきません。アオリは海面付近を漂っているので、バケツを引っ張ってくる感じです。何とか10㍍くらいのところまで寄せますが、ここからが問題です。あまり寄せ過ぎれば波にもまれる。しかし寄せなければハンドランディングはできない。しばしこの状態を維持しながら、波による上下のペースとランディング場所を確認します。

竿で足元まで寄せることはできないので、いずれにしてもラインを手繰るしかない。しかし手繰り始めてアオリに走られるととても厄介なので、しばしヘッドライトの光に慣れさせます。ヤエンは最高の場所に掛っているのでバレル心配はありません。そして意を決して一気にランディング。

墨を掛けられることもなく一発で決まりました。emoticon-0105-wink.gif
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その大きさから2㌔はあると思いましたが、計測の結果は残念ながら1,950㌘です。この後さらにサイズアップを狙いますが、600㌘と1,000㌘を2杯追加。ここで潮が下がり過ぎて、もはやハンドランディングできる状況ではなくなったので、残ったアジを放流して撤収です。釣果はヤエン投入8回で7杯。

その後も風は強くなるばかり。海水温が高いので飛沫が上がっている場所は暖かいですが、家で荷物を下ろす頃にはすっかり寒くなりました。この日から強い西風が続いているので、接岸帯の海水温は一気に低下。翌日も風裏を求めて違う場所に釣行しますが、ここまで風が強いと四方八方から複雑な風が吹いて話になりません。かろうじてヤエン投入4回で、500~700㌘を2杯釣ってボー〇をまぬがれました。emoticon-0106-crying.gif
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この日の海水温は15~16℃。前日は18~19℃あったので、すざまじい寒波です。これで大型は深場に落ちてしまいそうなので、今季(11~3月)の2㌔アップは難しくなりそうです。emoticon-0101-sadsmile.gif

by scott1091 | 2010-12-24 10:19 | アオリスト(Aorist) | Comments(6)

Commented by at 2010-12-25 21:21 x
水温下がりましたね、楽しみにしている年末年始の釣行は期待うすですですが諦めません、年内2kgUPは夢?
しかし40cmはデカイ、そのうちにどこかのメーカのヤエンテスターに勧誘がありそう、そうしたらローラ入手も夢ではなくなります。
Commented by そーさん at 2010-12-26 00:12 x
TOMOさん そちらではまだヤエンできるのですね!
北陸では無理やぁ~~!  それにしても巨大イカを高確率でゲットなんて羨ましい限りです。金沢周辺は 3月辺りまで海は難しいです!
来年 オリジナルヤエンを譲ってください 宜しくです(^;^)~
Commented by scott1091 at 2010-12-27 20:37
nさん、こんばんは!

この週末は、ずっ~と西の強風。気温もキンキンに冷え込んで、外に出るのも嫌なくらい。あわててスタッドレスを買いに行ったのですが、合うサイズが品切れで探すのに苦労しました。初めての店なので、タイヤチェンジャーでホイールに傷を付けないよう見ていましたが、屋根付きのピットなのに寒くて耐えられませんでした…。

最新の水温図や観測ブイのデータを見ても、海水温は全域15~16℃。年末年始も強い冬型の気圧配置で大荒れの予報ですが、はたして竿が出せるでしょうか?
Commented by scott1091 at 2010-12-27 20:38
そーさん、こんばんは。

アオリは熱帯~温帯性のイカなので、メッカはやっぱり黒潮が直接当たる場所でしょうか。最近は日本海側の親イカもメジャーになりつつありますが、この時期になると鮎釣り解禁が目前なので、そーさんはそれどころではないでしょう。北陸の冬は厳しいですが、海の幸はとても豊富。きっと私が体験したことがないような、ワクワクする釣りや遊びがあるのでしょう。

「大喜」の富山ブラック、食べてみた~い♪
そーさんの昼食を私が続けたら、メタボまっしぐらです。(泣)
Commented by ariari at 2010-12-27 22:08 x
惜しい!もう少しアジを食わせていたら2キロアップだったのに!?(笑)。こちらもとうとう16度台に水温落ちてきました、先日は少し沖磯の際までカワハギ釣りに行きましたが、かなり食いが渋く小型交じりに21枚でした。アオリも小型は浅場に居るようですが大型は随分深場に落ちてきたようですね。当方のアオリは型狙いのシーズンに突入したようです。
Commented by scott1091 at 2010-12-29 21:48
ariariさん、まいど~!
確かに抱いたアジをスカリで食べさせれば2㌔になったかも?(笑)

20℃の等温線が近くにあったので、何とか17~18℃台で持ちこたえてくれるかという淡い期待をしていましたが…。今後は底層にどの程度、温度の高い海水が残っているかがポイントです。目下のところ等温線がフラットなので、年末年始の釣りは厳しそうですよ~。

小型混じりとはいえ、この時期のカワハギ21枚は立派ですね!
アオリの型狙いも頑張ってください。