海水温が低下して、厳しい季節になってきました!

先週まで19℃台だった海水温が、今週は16~17℃台に急低下です。金曜から吹いた強い西寄りの風による影響と思われますが、潮回りが悪く、表層水と底層水の攪拌が少ないのも原因と思われます。

NOAAの情報や船宿の海水温情報を参考にしても、地形的な影響が大きい接岸帯の海水温は、現場に行ってみないとわかりません。通常は釣り場に到着して、アジ缶の海水を入れ変えるときに水温を計りますが、土曜の場所が16.9~17.0℃で、日曜の場所が16.3~16.6℃でした。

もちろん底層の水温はもう少し高いと思われますが、明るい時間帯に浮袋の空気を抜かないと潜らない場合は、表層と底層の水温に違いがないことが多いように思います。その意味では、日曜よりも土曜の場所の方がよかったと思います。

土曜に入ったのは、ヤエンでは始めての場所です。強い南西の風を避ける思惑でしたが、なぜかそこは南東の風。向かい風で非常に釣りにくい状況ですが、風に強弱があるので夕凪を期待します。
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この場所は、右にも左にも岩礁があります。特に左手の岩礁は絶好のポイントですが、そこを巻くように走られると、高さがあるのでヤエンを通すのは難しそう。そして最初のアジで、狙い通りの場所でアオリが乗ります。左手の岩礁に巻かれないようにラインにテンションをかけますが、心配していたとおり岩礁を回り込んでいきます。

そのままどんどん沖に向かって走ればよいのですが、逆「く」の字型に走るので手の打ちようがありません。ラインが擦れている感触が伝わってくるので、暴れるアオリをいなしながら岩礁近くまで寄せますが、ラインがうまく外れません。しばらく引っ張り合いをしますが、ヤエン投入までにいたらずこのアオリはGone。

そして次の当たりも同じようなパターンです。これはラインがうまく外れましたが、型がいまひとつ。ヤエン投入後にアジを離されましたが、回収したアジを離した場所に投入して、まずは1杯目。やはり水温による影響か、先週のようなトルクのある当たりがありません。

ちびアオリの当たりが多いので竿1本でアジの消耗をセーブしますが、このままでは早い時間に終わってしまいそうです。時間調整で死にアジも使っていきますが、十中八九ウツボがくるのでハリの消費も半端ではありません。
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最近ウツボが増えてタコが獲れなくなったと漁師から聞きますが、これはヤエン人口が増えているのも一因かもしれません。死んだアジを海に投棄する人が多いですが、この行為はウツボに餌をやるだけなのでやめましょう。土佐や南紀のように食べる習慣があれば資源調整もなされるのでしょうが、目下のところは増えるばかりです。

この日は風が止むころにアジが終了。もっと遅くに来ればよかったのですが、当たりがあればサイズアップを目論むのが釣り人の性。同行の友人とほぼ同じ時間に終了して、結果は11当たりでヤエン投入7回で5杯。ギャフを使うサイズは2杯のみで、最大でも800㌘。ちびアオリにはヤエンを入れませんでした。

翌日の日曜は、前日と違って釣り日和。日曜なのにどこも釣り人で一杯です。この日の風は北東なので、フォローになるような場所を選びますが、残念ながら人がいて入れません。とりあえず空いている場所に入りますが、右手からの風で思わしくありません。おまけに水温も低いし…。

日曜でなければ途中から移動するような状況ですが、上がり時間を決めていたので、ちびアオリに弄ばれて終了です。結果はヤエン投入7回で2杯。いずれも竿で抜けるサイズ(500㌘以下)でした。
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水温の下がり始めは、浅場と表層付近の低下が顕著なので、底層からの湧昇流がある場所では、この週末も釣れたと思います。しかしNOAAからの映像を見る限りでは、黒潮の蛇行はかなり沖合いで近くに暖水塊もない様子。

湾内の水温が徐々に低下し、ターンオーバーで表層と底層の海水が入れ替わると、大型は深場に落ちていよいよ厳しい季節の到来です。

by scott1091 | 2010-12-12 22:46 | アオリスト(Aorist) | Comments(3)

Commented by ariari at 2010-12-14 21:16 x
こちらも水温17度台まで落ちてきましたよ、知り合いが先日ティップラン行きましたが、85メートルラインで良く乗ったそうです、アゴリグで5号鉛2個付けだったそうな。ラインも150メートル近く出すそうな。。。ほとんど深海釣りですね(笑)。
Commented at 2010-12-15 12:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by scott1091 at 2010-12-16 21:01
ariariさん、こんばんは!

水深85㍍ですか…。いくら「かけ上がり」がきつくても、岸からでは手が出ません。もちろんアジもそんな水深まで潜らないので、ボートであってもヤエンで攻略できるエリアではありませんね~。またエギと言えども浅溝スプールが一般的なので、普通はラインを150㍍も巻いている人は少ないでしょう。(笑)

海水温が下がるペースは、例年だいたい貴ホームグランドと同じです。冬のアオリは、やっぱり黒潮がぶつかる四国南岸や南紀がベスト。しかしグレ師にとっては待望の水温低下なので、これで餌獲りが減って本格シーズンに突入でしょう。今のところ尾鷲の評判が今ひとつですが、これから大型も釣れだすのではないでしょうか?