沖60㍍にアオリ族の結界あり?

この週末は月例29.3~0.9の大潮。
いわゆる新月の大潮です。

金曜に強い西風が吹いたので、うねりの影響がない場所を選択します。大潮なので潮の干満差が大きいので、なるべく水深のある場所に入りたいところですが、そんな場所は人が多くて入れません。

月夜のアオリは、アジを抱いてから比較的浅い場所を走ることが多いのですが、月がない夜は深場を走ることが多い。したがって今回入った場所は、潮位90㌢くらいが限界です。潮の動きが良いので、早い時間から小型ながら当たりがあります。アジの消費をセーブしながら、小型の場合はアジを抱いた時点で回収します。
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そして徐々に型がアップしてきて、さくさくっと3杯をゲット。そして次は、今季最大を予感させる当たりです。ゆっくりと、しかしながらトルクを感じさせるリールの逆転音が、途切れることなく続きます。シモリに根掛かりしないようにラインを捌きますが、竿による負荷をまったく意に介さずという感じです。

リールの逆転が止まるまで様子をみると、ラインは80㍍くらい出ています。ここからラインを少し回収しますが、バケツをひっぱているようでなかなか寄ってきません。ラインを10㍍くらい回収して、しっかりアオリであることを確認してから、ヤエンを投入します。

足場が低いので、「A-RBラインローラー」がついていても滑走に時間がかかります。さらに10㍍くらいラインを回収したところで、アオリが走ります。ヤエンの灯りがまだ見えているので、まだ到達してはいません。
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しばし巻いては引き出されてを繰り返しているうちに、ヤエンの灯りが見えなくなります。そしてしばし後、かすかに違和感を感じます。これはラインが何らかの障害物に当たっている感触。ヤエンの重さでラインがたわんだのが原因です。このままではヤエンが根掛かりするので、少し強引にアオリを寄せるとお決まりのGone…。

ヤエンが根掛かりしないよう、すぐに回収します。どうやら60㍍ラインに、シモリか急なかけ上がりがあるようです。この間にも潮はどんどん下がっていくので、ラインをはりはり状態でもヤエンを通過させるのは難しそう。すぐに新しいアジを投入して、ヤエンを2㌘軽いものに交換。2㌘違うだけで滑走速度がかなり遅くなりますが、いまある選択肢の一つです。

そしてしばし後、さっきとまったく同じような当たりがきます。ラインの引き出し量も、走る方向もほぼ同じ。先ほどのリプレイを見ているような感じです。そして私も同じタイミングでヤエンを投入します。距離を稼ぐために、ヤエンが空中滑走できるようラインはハリハリ状態。
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そしてこの結果は?

先ほどとまったく同じでGone…。ヤエンをロストしたくないので、追い抱きを期待して待つことはしません。そこで次の当たりはアオリを60㍍以内まで寄せてから、ヤエンを入れることにします。そしてまたまたリプレイのような当たりです。

しかしヤエンが入っていなくても、60㍍付近でアジを離してしまいます。追い抱きを期待してしばし待つと、アジが根掛かり。ラインを回収するとハリは付いているので、ラインの痛み具合を確認してから新しいアジを投入します。

さらに潮が下がってきて、かなり厳しい状況です。
10㍍くらいの脚立がほしい心境です!

そして傷心に追い討ちをかけるように、またまたリプレイ。今度もヤエンを入れずに60㍍ラインまで寄せます。ここでまた離されたので、今度はアジが根掛かりしないよう2回しゃくってからステイ。しかし待てど暮らせど、ゆっくりと穂先を押さえ込むような反応がありません。これで四連敗決定です。
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↑海釣りは毎回道具の手入れが大変。荷物も重たいし…emoticon-0107-sweating.gif

そして望みをつなぐ最後のアジで、5回目のリプレイ。すべて同じアオリの仕業ではないかと思うくらいです。これが最後のチャンスなので、ヤエンのロストを覚悟して投入。離されても追い抱きを期待して、灯りは外しておきます。そしてやはりラインが障害物に当たっているような感触。

ここでしばし待ってから、アオリをやんわりと寄せますが、どうしても60㍍ラインの内側に寄せられません。そしてしばし後に離されて、その場所にアジをステイさせるも追い抱きなし。これで五連敗が決定し、この日は8当たりで3杯という残念な結果でした。

翌日も同じ場所にリベンジに行きたいところですが、すでに万策尽きているので違う場所に行きます。週末は冷え込むとの予報でしたが、この日もぽかぽか陽気。風も弱く絶好の釣り日和です。

あまり遅くまで粘ると翌日にひびくので、終了時間を決めてアジも少なめに購入します。そして久々に、決めていた時間とアジの終わりが、ぴったり一緒に!うまくいったときの記述は参考にならないので、この日の状況は省略です。結果は8当たりで、7杯+リリース1のパーフェクトゲームでした。
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↑短時間勝負のときは、生きているうちに墨袋だけ除去しておきます。一番右が1,450㌘

by scott1091 | 2010-12-06 20:48 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

Commented by ariari at 2010-12-07 20:47 x
お疲れ様です、かなりの良型爆釣ですね、このまま行けば年内2キロ超えゲット?じゃないですか?う~ンヤエンで二キロ超えだとかなりスリリングでしょうね、一度釣ってみたいです。ピトンですがサスですか?会社の人ですが持ち運びが重いとかで、会社の出入りの業者さんに頼んでチタンのピトン作ってましたよ、そんなに高価でなかった気がします、ご参考まで。
Commented by scott1091 at 2010-12-08 22:45
ariariさん、こんばんは。

これから徐々に水温が下がると、厳しいシーズンの到来です。急激に水温が下がると、当たりもない日があります。例年のパターンでは年が変わると、型・数ともに一気に失速するので、2㌔が釣れるとしたら年内だと思います。

さてお尋ねの件ですが、体の弱いオラの場合は、竿受けなどの既製品はもっとも軽いものにし、それ以外は特注でチタンとなっています。しかしチタンと言えども金属ですから、数を持てばやはり重たい。ピトンの重さの目安は、ステンレス2本が、チタン3本分くらいです。

竿ケース、道具入れ、アジ缶(クーラー)、クーラーバック(氷&飲料)を一気に運ぶと、50㍍歩くのが限界です!(笑)
Commented by ariari at 2010-12-09 09:41 x
やはり特注でしたか!失礼しました、見た感じからしてONEOFFっぽいオーラが出ていたのでそんな感じはしてましたが。春は渓流、夏はアユとかなり足腰鍛えていらっしゃるトモさんでも50メートル限界ですか?確かにヤエン釣りは道具や小物類が多いですもんね、私はボロ船買ってからへタレ病になってしまい陸釣りはアユだけになってしまいました、なのでアユ釣りシーズンはヘロヘロですわ。さて今年はまだまだ水温も19度と高めで推移してますね、先日カワハギ釣り行きましたが南国系の魚満載、餌は着底後2秒で無くなる賑わいぶりでした、おっしゃるとおり急激に下がらない限りまだまだアオリも楽しめそうなので頑張って2キロと言わず3キロ目指してください、会社の同僚が春に3.2キロ釣りましたが、まるで海亀のようでした!
Commented by scott1091 at 2010-12-09 22:08
ピトンを打てる穴があるような場所は必ず人がいるので、どんな場所でも竿受けを設置できるようなシステムを組むと、必然的に持ち歩く金具類が多くなります。もしこれが全部ステンだったら、きっと肩がはずれちゃいます。(笑)

富士川の鮎釣りも川原をすごく歩きますが、おとり缶とクーラーが重たいのは同じでも、道具類は竿とタモ、曳舟しかありません。おまけに鮎は濡れても気にならない季節に対し、ヤエンは防寒着にフローティングベストで、超~着膨れ状態。こんな状態で歩けば汗をかきますが、脱げばさらに荷物が増えます。やっぱりariariさんのように、マイボートを持つのが理想でしょう!

友人の話でも、巨大アオリが泳ぐ姿はウミガメと見間違うと聞きます。残念ながらそんな機会に遭遇したことはありませんが、定置網で水揚げされた5㌔のアオリは、まさに巨大な砲弾のようでした。