釣りに行くもよし。美味い肴で一杯もよし。この週末はどっちだ!

なんと金沢の友人達から、立派な「香箱蟹」が届きました。
思いもかけない贈り物、すっごく嬉しいです。
ありがとうございました!040.gif

知らない人もいると思うので少し解説すると、「香箱蟹(こうばこがに)」は「松葉蟹(まつばがに)」のメス。九頭竜がある福井ではメスは「勢子蟹(せいこがに)」、オスは「越前蟹(えちぜんがに)」と呼びます。同じ北陸地方でも呼び方が異なりますが、いずれも同じズワイガニです。

サイズはオスに比べて小型ですが、今の時期は子持ちなので、外子、内子、ミソ、脚肉が楽しめます。資源保護の観点から、今年の雌蟹の漁期は11月6日から1月6日なので、今がまさに旬。
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さっそく友人ブログを参考にして、甲羅に盛り付けてみました。最近は食文化の伝承として、地元では年に1回学校給食でも供されているようなので、北陸地方の方々は皆さん上手に捌けるのかな?今までは解体しながらしゃぶりついていましたが、こうすると食べることと飲むことに専念できます。

さて、このご馳走と一緒に飲むお酒は、今回は富山の地酒「勝駒」と石川の地酒「天狗舞」。私は、鮎のシーズン中はほとんど日本酒を飲みませんが、この時期になると旨い肴と一緒に飲む機会が増えます。飲み方は同じ銘柄を沢山飲むというよりは、銘柄ごとに少し(?)づつ。おのずと保管用の冷蔵庫が必要になります。

こんな感じで至福のときを過ごしながら、当然ながら釣りにも行きます。イカ釣りをするとどうしても夜型人間になりますが、子供達は私よりも遅くまで起きているので、問題はありません。というか、家族では私一人が朝型人間なのかもしれません。
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↑食べるときはまさに至福のとき!024.gif

土曜は天気予報を見て行く場所に悩みましたが、釣っている時間は予報ほど風が吹かないとみて場所を決定します。一投目からすぐに当たりがありますが、ま~ラインが出ること出ること。早い時間なので青物かと思いましたが、強引に寄せると少しづつ寄ってきます。頭を振る感じもないので、ひょっとしたらアオリか~?013.gif

魚であればどこかで根に潜られそうですが、出たラインを30㍍くらい回収します。残りまだ30㍍くらいありますが、ラインを引き出すことはあっても頭を振ることがないので、とりあえず前モデルのヤエンを投入します。

そしてヤエンが到達した瞬間に、やっぱり強烈に頭を振る感触。「あちゃー!」、やってしまいました。こうなったら、ヤエンを回収するためには、魚を獲り込むしかありません。そして何とか足元まで寄せてくると、その正体はマゴチです。
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ここでその様子を見ていた友人が、獲り込みにきてくれます。ギャフしかありませんが、一発できれいに掛けてくれました。その後丸呑みしたアジを吐き出しましたが、歯型もついていません。鮮度の良いマゴチを食べられるのは釣り人ならでは。美味しく食べられるよう、すばやく血抜きをします。

マゴチについてちょっと解説すると、この魚は雄として成熟し、ある一定のサイズを超えるとメスに性転換します。このような生態を、専門的には「雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)」と言います。マゴチの性転換のタイミングは体長35㌢程度なので、40㌢クラスになると全て雌となります。

釣ったマゴチは60㌢弱なので、当然ながら雌。産卵期は5~7月くらいですが、今回の魚にはすでに卵も入っておりました。そしてマゴチを処理していると、やっと本命からの当たりです。006.gif
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これをあっさり獲り込んで、まずは1杯。しばし当たりがありませんが、次はトルクのある当たりです。走る方向が悪いので、自分が少し移動して沖に向かって走るよう修正します。ここからは楽しい時間。距離がありますが、ヤエンを投入します。この日はうねりがあるので、ヤエンが海面から出たり入ったり。空中に出たときに、一気に距離を縮めていきます。

そして気持ちよく2杯目もゲット!「この調子で入れ乗りか~」と期待しましたが、その後はさっぱり当たりがありません。まったく当たる気配がないので、ここでプチ移動を決断。しかしヤエン釣りの移動は大変です。

まずは予備のピトンと竿受けを使って、手早く竿1本だけを移動します。そして空いたピトンを移動して、竿の移動は完了。ここから小物類やアジ缶を移動しますが、この間に10往復くらいしたでしょうか?この作業だけでも汗をかきました。008.gif
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↑マゴチとアオリのお刺身。マゴチは薄造りにトライするも…

この移動が功を奏して、この後は爆釣!
となるはずでしたが・・・。

この後は1回のアタリのみ。ヤエンの灯りが見えなくなるまで送りましたが、掛かったと思ってレバーを握った瞬間に軽くなってしまいました。この日は完全に場所と地合いを外してしまった感じです。早い時間帯に2本アジを投入するべきでした。結果は3当たりで2杯。最大は1.2㌔でした。

日曜は強い西風だったので、釣りはお休み。映画を見ながら、ヤエン作りに励みました。一日家にいる休日は、一年ぶりくらいでしょうか?039.gif

by scott1091 | 2010-11-28 14:33 | アオリスト(Aorist) | Comments(4)

Commented by ariari at 2010-12-01 11:02 x
お疲れ様です、早速アオリ釣りまくりですねぇ。しかもキロアップの良型ですし。今シーズンまだキロアップを上げてない私としては羨ましいかぎりです。当方もベイトが多いのか早くも1.8キロも釣れたそうです(私ではありませんが笑)しかしこの週末に水温が下がったようで鯛つりの帰りにティプランしましたが乗ってくるのは45メートルラインと深場ばかりでした。一度オキアミ持たずにエギだけで初志貫徹、キロアップ狙ってみようかな?撃沈されて、半ベソかいて帰ってくるのがオチでしょうか(笑)?
Commented by scott1091 at 2010-12-01 21:30
ariariさん、こんばんは。

ついに尾鷲も水温が20℃をきりましたね~。私のホームグランドでも、今年は間違いなく年内に2㌔を越えてくると思いますが、岸からなので大型が深場に落ちたらThe end。次に浅場に来るころは、鮎釣りしてますものね!(笑)

先日、メスで子持ちのものがいましたので、餌が豊富ということだけでなく、今年は繁殖期がずれてしまった個体が多いのかもしれません。いずれにしても、同じ水温でも安定すればまた浅場でも乗ってきますし、地域的な湧昇流でも劇的に変化するので、お互い頑張りましょう!

最近何かと話題のティップランエギング。ヘラでいう食い上げの当たりもティップの戻りで取るというもののようですが、専門の竿まで開発されている様子。穂先の素材も「高弾性ソリッド」や「メタルトップ」と、鮎竿とまったく一緒。カワハギもしかりですけどね!
Commented by そーさん at 2010-12-03 23:41 x
TOMOさん!流石~~天晴れ!!
Waraさんから料理は達人とは聞いてましたが、カニのお裁きもバッチリですね。  僕は、釣りの釣果はさっぱりですが 来年飲んだり騒いだり一緒に出来る事を楽しみにしてますよぉ~!!!
 でわ!またねぇ~~。。。
Commented by scott1091 at 2010-12-04 08:44
そーさん、おはようございます。

先日は皆様で蟹を送って頂き、ありがとうございました。まだお会いしていない方々もいらっしゃいますが、忘年会第二弾の際に、皆様によろしくお伝えくださいませ!m(_ _)m

ところで、私は料理の方はさっぱりですよ~(汗)。横から口を出すだけで、実際にやるのは妻です。自分ができないのに、あーだのこーだのですがなぁ!

ただ今回の蟹はそーさんのブログがきっかけで、手分けしてやりましたー。ブログでそーさんが料理をされている様子を拝見しておりますが、いつも几帳面さに敬服しております。私も少し見習わなければ…。

来年もまた、夜は金沢でご一緒しましょう。楽しみにしております!