生息数調査のおまけ・・・

今季は、ほとんど諦めていた尺イワナ。
この日は行くとこ行くとこ人だらけで、そのまま家に帰ろうかと思いました。

でも最高の夏日に恵まれ、Tシャツ1枚で山を歩けるこの機会を逃すのはもったいない。頭を切り替えて、新緑を楽しみながら山に入りました。途中で餌釣りの人が戻ってきたので様子を聞くと、さっぱりとのこと。
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何時に入渓したか確認すると、すっごく早い。おまけに帰りは川通しを歩いていないので、かなり期待できそう。餌釣りの人がさっぱりだったというとおり、個体数は非常に少ないですが、難しいポイントで定位するイワナが確認できます。

下流側を見ている魚が多いので、餌釣りでは竿影でGoneでしょう。おそらくイワナを見つけることさえできないと思います。そんな状況なので釣れるサイズが大きい反面、小さい個体がまったく確認できません。
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そしていかにもというポイントに到着。左の巻き返しは鏡状態で、向かいのエゴが深い。こういう場所は、フライをピックアップした時点で終わり。かといって近づきすぎても終わりです。

ゴルフと一緒で、あまり悩むと肩に力が入るので、ここはあまり考えずに自然体でキャスト。久々に狙い通りにフライが落ちて、ゆっくりとエゴに向かってフライが流れます。

そして電光石火!

イワナ独特の「ヌメッ!」とした出方ではなく、まさに「バシッ!」。この出方なのに、まったく魚体が見えませんでした。次ぎの瞬間には、エゴに突き刺さるリーダー。よくこの手の出方で、なぜか魚が掛からず障害物をフック・オンしていることが多いので、一瞬そうなのかと思いました。
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しかしまったく動きませんが、リーダーの先に生命反応を感じます。中途半端に引くと事を難しくするので、竿のバットに左手を添えて、一気にエゴから引き出そうとしますが、抵抗してなかなかエゴから出ません。さらにプレッシャーを掛けると、エゴに潜りきれないと判断して、一気に落ち込み側のエゴに走ります。

このとき魚体を確認できたので、尺イワナであることを確信します。「772」は満月でティペットも余裕はありませんが、ここで弱気になるとエゴなどにラインが擦れて、ティペットの強度そのものが原因ではないライン・ブレイクが発生するもの。

いつものとおり距離を詰めて頭を浮かそうと試みますが、「772」ではバットのパワーを活かし切れず竿がグルングルンして埒が明きません。しかたがないのでバットを持って竿を寝かし、そのまま自分が徐々に下がって流れ出しに誘導して、最後は浅瀬に引きずり上げました。
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このサイズとしては、過去最高の体高です。
まさにブルック体形。
イワナの引きは体高に比例するので、引きが強かったのも納得です。

上手くいくときは、いつもこんな感じです!
ダメなときの方が多いですけどね…。008.gif

by scott1091 | 2010-05-04 21:48 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(0)