Scott G2 772/4

f0103126_21422769.jpg

先週借りたデモロッドの使用感から、「Scott G2 772/4」を購入しました。フライロッドを購入するのは、本当に久しぶり。魚を釣るだけなら手持ちの竿で十分ですが、やっぱり新しいものを使う楽しみがあります。

すでに簡単にインプレを書いたので竿についてのコメントは省略しますが、新しい竿で一番悩むのがフックの選択です。今使っているフライは、「チャリスペ」をベースに組み立てたシステムなので、同じような感じではフッキングしないんですよ~。008.gif
f0103126_2027191.jpg

具体的に書くと、大きな魚はフックがしっかり貫通していないケースが散見されます。これは今までの「チャリスペ」のティップが、「772」ほど繊細ではないことに起因します。「チャリスペ」で細軸のフックを使うと、「ガツッ!」という感じでゲイブが開いて掛からないことが、私の場合は多い。

そのため強いアワセでも、ゲイブが開かない太軸のフックを使いますが、「772」はこれとまったく反対の現象が起こります。すなわち細軸だと「スパッ」と刺さるのに対し、太軸だと貫通しないまま、口にフックが引っかかった状態となります。
f0103126_20172266.jpg

これはこれでオート・リリースで便利なのですが、先週は9寸が2尾オート・リリースになってしまいました。ネットを持っていけば問題ないのですが、里川以外ではネットを持ち歩かないので…。もちろんベストも着ませんし…。(←外見はフライマンじゃないです。)001.gif

ということで、この三連休は「772」にベストマッチするフックを探求するべく、釣りまくってきました。消費したフライは20本(同じパターンでフックのみ違う)以上、クリーナーとフロータントは新品を完全に使い切ってきました。

しかしこれだけ釣っても、いまだ自信がありません。すなわち、流れに悠然と定位する「尺ヤマメ」を前に、自信を持って結ぶハリが絞れないのです。
f0103126_20183952.jpg

少しでも不安があると、必ず「すっぽ抜け」や「バラシ」が起こるもの。一瞬でも躊躇するものがあると、心ときめく魚を手にすることはできません。これは今でも脳裏に焼きついた、数々の栄光(?)の失敗が物語っています。

(↑最近友人が、釣れなかった思い出が多いほど、老後酒を酌み交わすとき楽しいのではないかと、数々の失敗を正論付けるようなことを、言ってまんがなぁ~。003.gif)

ちなみに私は同じパターンでも、ヤマメとイワナでは使うフックが異なります。上手い人はアワセやスラックで調整できるのだと思いますが、フライに出た魚をシーズン通して80%フッキングするのは、不可能に近いと思うのは私だけでしょうか?
f0103126_21441281.jpg

フライって、神がかり的に上手い日もあれば、まったくもってヘッポコな日もある。
不思議な釣りです。042.gif
f0103126_2114268.jpg

by scott1091 | 2010-03-21 20:18 | フライフィッシング / 渓流・湖 | Comments(2)

Commented by KIKU at 2010-03-24 21:36 x
フライの経験がほとんどない私ですが、フライでもフッキングの悩みが大きいことを知って驚きました。
実はルアーの場合、さらにフッキング率が悪いため、私も長年試行錯誤しているところなんです。
結果的に、自分のタックル・技術で対応可能な限り細軸のフックを使うしかないような気がしていますが、今度は大型魚への対応が困難になるんですよねぇ。

ということで、私も何度も釣れなかった思い出を作っているところです。

そうそう、こないだのラインブレイクも忘れられないなぁ…(苦笑)
Commented by scott1091 at 2010-03-25 21:29
KIKUちゃん、こんばんは!

魚はフライに違和感を感じて瞬時に吐き出すので、タイミングがずれるとハリが良くても掛かりません。その一瞬を逃さないように「バシッ!」とやるわけですが、アワセの強弱やラインスラックの多い少ないで、フッキング率が異なります。

これに加えて、大きな魚ほどゆっくりフライを咥えるため、フライへの出方で微妙にアワセのタイミングを変えないといけません。シンキングラインは手に「ガツッ!」とくるので条件反射で手が動きますが、ドライフライは視覚認識が入る分、よりフッキングの悩みが多くなるようです。

鮎釣りでも同じですが、大きな魚が獲れたときは不思議なくらい強気。ラインが切れるなどの不安がよぎると、必ずトラブルがあるものです。自己最大の43㌢のイワナは、掛けるまで2週間前に釣った33㌢のイワナだと思っていました。当然ながら緊張はないので、キャスティングもアワセもばっちり。これ最高のパターンです。(笑)

老後の楽しみに、これからも思い出作りに精進しましょうね~。