「龍芯竿」の修正プロトをテスト!(今季4回目の九頭竜遠征)

やっと工場から仕上がってきた「龍芯竿」の修正プロト。これが満足できないレベルなら、次の修正プロトは九頭竜の釣期に間に合いません。個人的には中途半端なものは欲しくないので、これで納得できないなら来季のリリースは断念するよう進言するつもりでテストに望みました。
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テストの詳細は「フナヤ・オリジナル」のカテゴリで別途アップしますが、結論だけ先に書けば納得の◎。「SLⅡ」、「急瀬ECO」、「征龍竿」の開発ノウハウを生かした集大成的な竿なので、ともかく嬉しいの一言です。003.gif

理想の竿を作るべく9本継を採用し、素材のカーボンシートは同じ弾性率でもメーカーの特性の違いまでこだわりました。結果として「フナヤ・オリジナル」では一番高い竿になりますが・・・。008.gif
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竿の話はこの辺で、今週の状況を記載しましょう。今回もプロトのテストために木曜日から川に入りました。釣果は木曜日から51尾、49尾、38尾、10尾(AM)の計148尾。最大は27㌢が3尾です。
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まずは木曜日から。この日は乾坤一擲さんと彼の師匠さんと一緒に入川。前回ご一緒したときのようなペースでは掛かりませんが、ポツポツ掛かります。竿のテストでは引き感度が極めて重要なので、ポイントに応じて背バリと錘を使い分けながら、竿に伝わってくる音(周波数)を確認していきます。取り込みも、「九頭竜返し」と「タモ受け」を交互にテスト。今季最大の27㌢もしっかり「九頭竜返し」で取り込んで、午前中の釣果は26尾。
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昼食後はなかなか掛からず苦労しますが、奥義「超硬激流泳がせ」006.gifで「出る出るポイント」を発見。流芯に立ち込んで葦際を丁寧に釣って、一気に数を伸ばしました。夕方は乾坤一擲さんと並んで釣って、お互い良いペースで納得の納竿。午後は25尾でした。
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金曜日は前日の雷雨で朝から濁っておりますが、盛期の鮎は濁りが入っても追うので、いつもの時間から入川。型が小さいながら2尾までほぼ秒殺。水深のある流芯はまだ早いと思いながらオトリを入れると、一気に竿が絞り込まれます。これは浅掛かりでバレてしまいましたが、浅場と深場を交互に攻めながら釣果を伸ばしていきます。
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こんな条件のときは、泥が被った石が黒くなり始めた場所を優先的に釣っていきます。濁りがあるのですぐ足元でも掛かるので、葦際に立って足元を重点的に攻めると、待望の入れ掛かりに突入です。途中からEgaoさんも参戦して、午前中終わってみれば34尾。追星ギンギンの鮎が沢山釣れました。
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午後は水が澄んできたので、竿のパワーテストのために型狙いで堰堤の上下を攻めます。23~24㌢クラスを追加しながら、竿抜けの馬ノ背に目一杯シモ竿でオトリを入れると・・・。竿が一瞬戻った後、大きく引き込まれる大型独特の当たり。今までのサイズとは明らかに違うので、シモ竿の状態では身切れするのでシモの浅瀬まで流されました。これが幅広の27㌢。さらに堰堤の絞り込みで24~27㌢を5本追加して午後は15尾で終了です。
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土曜日は大野で降った集中豪雨で、前日よりさらに強い濁りが入ります。おまけにサギリの杭打ちも重なって最悪の状況です。みんなが杭打ちの場所を避けるため、どこも釣り人で一杯。遅くに川に来た地元の方々は、川に入らなかった人も多かったようです。
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前日と違って午後になっても濁りはとれず、泥が被った石が鮎で一向に磨かれません。どこでも偶然掛かるレベルなので、一番人が少ない荒瀬に場所を確保します。上下の人の動きに合わせて50㍍区間を終日行ったり来たり。プロトの超繊細な感度に助けられて、掛かりどころが悪い鮎もほぼ100%取り込んで38尾。最大は26㌢どまりでしたが、この日は納得の釣りでした。
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そして早くも最終日。この日は渋滞を考慮して、釣りは午前中のみです。朝、乾坤一擲さんから電話があり、プロトのテストを継続中ならデジイチで写真を撮ってくれる由。仲間内に本格的なカメラを使う人がいないので、こんなチャンスはありません。

竿の曲りは本人から見ると、実際より胴に入っているように見えるので、竿の曲がりを重点的に撮影してもらいました。せっかくの機会なのに前半は釣れなくてかなり焦りましたが、後半はそれなりに撮影チャンスも!この日はEgaoさんと、初めてお会いする「ひじきさん」もご一緒しました。
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いつも竿のテストでは妻に撮影してもらいますが、釣りをするカメラマンはやっぱり違いますね~。いつもの癖で掛かると手で合図してしまいますが、望遠でも釣り人の動きを察知して、まったく機会を逃しません。午前中竿を出さず撮影してくださった乾坤一擲さんには本当に感謝です。写真の一部を掲載しますので、竿のベンドカーブをご参照くださいませ!

竿のブレが極めて少なく、「SLⅡ」よりパワーのある仕上がりになっています。
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↑まだまだ及びませんが、これがEgaoさん直伝の「九頭竜返し」。ちなみに手尻は鼻環ベースで0~+10㌢レベルで、マイナスにすることはありません!体の上下動がなく、切り返し動作が自然なのが特徴です

by scott1091 | 2009-09-06 20:52 | 鮎釣り/九頭竜川、神通川他 | Comments(14)

Commented by マルパパ at 2009-09-08 20:04 x
写真にTOMOさん 写っているの珍しいですが 背掛り 上手く取れていますね 「九頭竜返し」もバッチリです しかし毎週良く釣られますね
今週末も・・・ですか?
Commented by ひじき at 2009-09-08 23:19 x
日曜日はありがとうございました。
お昼にはビールまでいただきごちそうさまでした。
今週末もまた九頭竜に行く予定です。
お会いできましたらよろしくお願いします。
Commented by ヘルニア at 2009-09-08 23:25 x
TOMOさん お疲れさまで~す。
相変わらずの、好釣果・・・ビックリ・唖然です。
ニューロッドも◎との事で、来年が楽しみですね~

連続写真の3枚目から抜いて、4枚目はもう飛んでるんですね。
三枚目がTOMOさんらしく、冷静な感じが良いです。

いよいよ終盤戦、頑張って下さいね~ 
Commented by かっちゃん at 2009-09-09 18:30 x
いいな、いいな、いいな~

僕も超硬竿でブンブンするような鮎が釣りたいな~


内勤なのに、最近は仕事で気力体力を使い果たしてしまうので、川に行っても人の釣りを見てるだけで満足しちゃうんです。


ヤバい傾向ですよね~
悟りを開いたじいちゃんみたい(笑)


今週末は、3週間ぶりに竿を持ってみようかな?

竿のレポ、楽しみにしてまーす。
Commented by scott1091 at 2009-09-09 22:42
マルパパさん、お久しぶりです!
カメラを持って川に入る友人が少ないので、登場の機会がありませんでした~。
今回は当ブログでおなじみの、乾坤一擲さんが撮影してくれました。
照度が十分ではないのに、鮎が見事に写っていますよね。
カメラに心得のある人が撮影すると、やっぱり違うものです。
もちろん今週末も・・・ですよ~。(笑)
Commented by scott1091 at 2009-09-09 22:43
ひじきさん、こんばんは!
最終日だったのであまり話をする時間がありませんでしたが、私で分かることはお答えしますよ~。それとノンアルコールビールは常時クーラーに入っておりますので、必要であればいつでもおっしゃってくださいませ!今月は他のメーカーからも発売されるので、今から楽しみにしております。
Commented by scott1091 at 2009-09-09 22:44
ヘルニアさん、こんばんは。
この週末は例の用事で、釣りには行けなかったのですね!
朝晩の気温が20℃を下回り、九頭竜はすっかり秋の様相です。
今回の釣行は竿のテストに集中するため、いつでも竿の「振り調子」を確認できるよう川原で寝泊りしました。「中秋の名月」と「虫の音」、日本に生まれてよかったとつくづく思いますね~。

写真とは裏腹に、いつもハラハラどきどきを楽しんでいるんですよ!
ヘルニアさんのように、三枚目ではなく二枚目と言われた~い。(笑)
Commented by scott1091 at 2009-09-09 22:54
かっちゃん、こんばんは。
東北遠征はいかがでしたか?
私はどんなに疲れていても、人の釣りを見て満足というのは一生ないかもしれません。不思議と公私ともに忙しくても、釣りの内容が充実しているときが一番良い仕事をしているように思います。周りの評価は分かりませんけど!(笑)

私よりだいぶお若いとお見受けしましたので、釣りも仕事も頑張ってくださいませ!
Commented by マルパパ at 2009-09-10 05:27 x
TOMOさん 私も今週末にはなんとか行けそうです もしお会いできましたら 宜しくです
Commented by きべっち♪ at 2009-09-10 22:50 x
ん~、EGAOさんの論理にしてもそうなんですけど、その角度で竿を絞るのがどうも身体にしみ込んでいないようです。というか、竿の弾性が活かされてるの?って感じで身が切れる確立が高いと思ってるんですけど私だけなんですかね???結果的に下がってしまうのでイタイです…

質問ですが、キレイに背掛かり(背中のライン)してますよね?最近、やや横にズレて掛かることが多いんですが、ハリスが柔らかいのか針の大きさが合ってないのか…またの機会に教えて下さいね^^
Commented by 乾坤一擲 at 2009-09-11 21:38 x
私の撮影したヘボな写真を載せて頂きありがとうございます。
撮影の腕よりも撮影のタイミングを計るモデルさんの技量が上ですよ(^^)/
それと竿のベンドカーブを撮影できるようにするための操作をされています。
だって、おいらどんくさいからネ
Commented by scott1091 at 2009-09-14 21:33
マルパパさん、九頭竜お疲れさまでした。
土曜日はあいにくの天気でしたが、午後から飯島でしっかり釣られたようで羨ましいです!日曜日も私が帰った後、爆釣だったりして・・・。例年ですとマルパパさんはこれから天竜川、富士川、大井川ですね!またお会いする機会がありましたら、よろしくお願い致します。
Commented by scott1091 at 2009-09-14 21:36
きべっちさん、こんばんは。
竿全体のパワーをもっとも発揮できるのが、この竿の角度です。だからこそ、この程度の鮎ではほとんど竿が曲りません。もっと竿が立つと1~3番に大きく負荷掛かって、4~元竿に向かって曲げ応力が分散されなくなります(←返した鮎を取り込むとき、1~3番が大きく曲っている状態が極端な例です)。これでは竿のパワーをフルに生かしていることにはなりません。

アメリカで20インチオーバーのレインボーをフライで掛けると、ガイドが一番気にするのがゲストの竿の角度。竿を立てすぎると、ライン抵抗以外はほとんど魚にプレッシャーが掛からず、魚が疲労しません。結果として、いつまで経っても取り込めない状態となります。

この竿の角度を維持して絞る限り、竿が折れることはまずありません。ハリの掛かりどころは経験を積むしかありませんが、それでも限界があります。横にずれるくらいは、まったく問題ないレベルではありませんか?
Commented by scott1091 at 2009-09-14 21:39
乾坤一擲さん、今回は撮影ありがとうございました。
今週は撮影のため妻が同行しましたが、ま~ストレスが貯まること・・・。(笑)
妻は掛かってから抜けるまでの時間が分からないので、掛かったのを合図してから連写を開始するであろうまでに抜かなければなりません。初日は連写枚数のリミット24枚を撮り尽くして、毎回鮎を取り込む部分がありませんでした~。(泣)

乾坤一擲さんの場合はそんなことはまったく気にせず、竿の曲がりが一番分かりやすいよう、ポジション取りと掛かり鮎をその方向に誘導をすることだけに注力すればよかったので天国でしたよ~。やっぱり釣りをする人は違いますし、日頃スポーツ写真を撮り慣れているカメラマンは違います。データで頂いた写真も全てOKでした。重ねて御礼申し上げます。